一橋的雑記所

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2004年06月16日(水) 微熱・頭痛・憂鬱。

折角の好天、折角のオフだと言ふに。
微熱・頭痛・憂鬱の3連打を喰らって撃沈中の一橋にて御座いますです。
皆さま、ごきげんやう……(平伏)。

いや、最後のは最近の標準装備なのですが(何)。

前二者の理由は明白、昨日午前中参加した会議っちゅうか研修会の会場が、
激烈に寒かった為だと思われますです。
前に座っている上司に目でエアコンを調節してくれろと訴え続けたですが、
通じよう筈も無く。
終る頃には程よく半冷凍状態のいっきゃう。さん@胡乱が一丁上がりってなもんで。
外に出た途端、質量を伴う眩い陽光に「もう、倒れても良いですか?」状態。
嗚呼、あのまま生温かいアスファルトの褥の中に、
ぶっ倒れてしまえればどんなにか幸せだった事か……!

※気にしないで下さい。ちょっと脳味噌もつれてるだけですから(泣笑)。


まあ、そりは兎も角。


先日、ミカン箱に放置した小話にご感想やらツッコミやら下さいました皆さま、
誠に有難う御座いましたのです。

ええと、オチがつかない……と申しましたのは、
あの後に続く何らかの展開を構想していたからと言ふ訳では無く、
あのままあの小話を終らせる踏ん切りがつかないっつーかなんつーか、
そんな中途半端な心持ちをあんな風に表現していたものでして。
ええ。要はあの落ちだと己が「落ち着かない」と。
まさに言葉どおりの意味だった訳でして(山田くん座布団全部取っちゃって)。

でもそろそろ落ちの前に諦めをつける気分になって参りましたので、
題名さえ思いついたら、アレはアレで終了と致しますのです。
次の展開を期待されてた皆さま、結構居られたみたいで、
誠に申し訳無かったのですが……(笑)。




以下は、憂鬱の中で思いつくままに零れた断片なり。
愉快とは言い難い、且つ、己の書く小話を「好き」だと仰って下さる方には、
もしかしたら申し訳無いことこの上ない独り言です。
いやな予感がした方は、例に拠って華麗にスール願いますです(平伏)。


体調が悪くて気力が酷く低下している時はこんな事しか思い浮かばない。
それが己の度し難いところ(泣笑)。



先日、某所チャットで珍しく真面目なSS談義になった際、
似たような意味合いのコトを、ちらりと口走ってしまった覚えがあるのですが。

己は、何らかの「物語」を描きたくて小話を書いている訳ではないやうです。

『十二国記』にしろ『マリみて』にしろ、「物語」は既に原作の世界にあって。
己が描くものはその物語や世界に触れたが為にこの心に生まれた何か、
(それは感情だったり衝撃だったり想いだったり言葉にならない何かだったり)
形にして外へ吐き出してしまわないと己の心ごと溢れ出てしまうかもしれない何かを、
書ける形・書きたい形で表現しているだけだったりするのです。
だから、小説ではないし、SSとも呼び得ない。小話ですらないかもしれない。

胡乱な独り言めいた「感想文」と言ふのが実は一番近いかもしれない。

だから正直、書いてていいのかなあと。
書くのは構わないけれど、こうして人目に晒すやうな、
人様に押し付けるやうな真似をしていてもいいのかなあと。
そんな事自分で考えなさいってな事を、敢えて思い悩んだりもする訳です。

それでも、彼女らは己の脳内で日々、あれやこれやの言動を繰り広げ。
眠りに付く事もままならぬこの頭を突き動かし振り回し。
幸せや切なさや悲しみや苦しさ、愛おしさでこの胸を一杯にする。
やりきれないことに、時折、
己自身の記憶や感情や傷や痛みを生々しく再現することすら、求めながら。

己の心がそれらに飲み込まれ、
この狭い胸の器から諸共に溢れ出し零れ落ちそして取り返しがつかなくなる前に。
せめて形にして吐き出し、その姿を留め残しておきたい。

それこそが。てか、それだけが。
己に取っての書くという行為全てに於ける理由なのかもしれないのです。。



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