一橋的雑記所

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2003年10月30日(木) ♪思〜へば〜、いと〜疾し〜




…を。
♪思〜へば〜、ひと〜とし〜
…と、長年信じていた己で御座いましたのです(大笑)。

季節外れ状態はまだまだ続きますのです、3夜連続の『マリみて』日記。
いよいよ今回は…つーか、今回も白薔薇日記と化しそうです(泣笑)。

○『マリア様がみてる―愛しき歳月』前編 今野緒雪(コバルト文庫/集英社)
K松さん見てますか〜?髭で御座いますですよ〜♪(をい)
意外性の為なら何でもしでかしそうな麗しき「でこちん」様…もとい、
黄薔薇さまの物語で、初代薔薇さま方のご卒業物語、開幕で御座いますです。
ところでどーでも良い事なのですが、この方の己的イメージは何故か常に、
那州雪絵先生の『ここはグリーン・ウッド』当時の絵柄なので御座いますです。
その上、何故かこの巻全体がそんなビジュアルイメージで進行するのです。
落研とか美術部の人とかが出てくるからで御座いましょうかね…(苦笑)。
そりは兎も角。此処まで来ると、祥子さまと祐巳ちゃんの
擦れ違っていると見せ掛けてのラブラブカップル振りには既に
驚かなくなってしまっている己では御座いますですが(笑)、
「いと忙し日日」の保健室の件には、結構ほろりときてしまいました…。
過労で昏睡中の祐巳ちゃんの側に、忙しない中の15分を割いて
そっと付き添ってた祥子さまには吃驚で御座いましたです。
そして、祐巳ちゃんを帰宅させるのに白薔薇さまを寄越した事にも。
まさに、『マリみて』一のバカップルラブラブ姉妹だなあと。
ええ。祐巳ちゃんアンテナ標準装備の誰かさんもオプションと化す位に(マテ)。

○『マリア様がみてる―愛しき歳月』後編(同上)
オチは読めてましたが(笑)、遂にやってしまったか祐巳ちゃん!な、「will」。
なんつーか…白薔薇さまを人間の世界に戻した功績は大きいですがしかし、
ある意味、トコトン弾みを付けてしまったのでは無いかと…(何のや)。
所でこの一件、祥子さまにばれたらどうなるのかなあ…と気になったり(笑)。
後、「いつしか年も」では薔薇さま方の余りにもらしい三者三様振りに
楽しませて頂きましたのです。よもや、紅薔薇さまが中等部組とは
思わなかったのですが…後日の高等部組乃梨子さんや、
白薔薇さま学生バージョンに於ける「佐藤さんブーム」への布石…?
なんて発想は、やっぱ、穿ち過ぎで御座いますですかね…(苦笑)。
それにしても、黄薔薇さまのリリアン一のタイに秘められたエピソードには吃驚。
まさに愛しき一時代を築かれた薔薇さま。その在り様に心から感服。
そして、乾杯。
……とか言いつつ。白薔薇姉妹一押しの己にとっての白眉はやはり、
「片手だけつないで」だったりする訳では御座いましたのです♪(……)
それにしても、志摩子争奪戦でのやり取りはお二方ともオトコマエですなあ…。
白薔薇さまと祥子さまの好敵手な関係は意外に根が深くて己的には激壷(マテ)。
しかしやや残念に思ったのはこの短編、もっと長いお話で読みたかったという事。
なぜならば、志摩子視点の佐藤聖、が己的に最も壷な判明したからであります。
姉妹の契りを結ぶ件、ええ、授業エスケープから命令形のプロポーズ(笑)、
体温まで感じられるやうな「握手」、手首のロザリオ、指先に揺れるラスト…
この件、志摩子視点で語られる事も相俟って、
『マリみて』既刊に於ける現時点でのベストラブシーンだと
己は思った次第にて御座いますです…ふっふっふ…(全壊…/汗)。

要するに。
嗚呼もう、これからは好きに生きてって下さい佐藤聖!(呼び捨て復活)な、
前後編にて。
『マリみて』ファーストシーズン無事、完読…(『X-ファ○ル』…?/をい)。

ところで。
とある診断サイトさまで思っきし佐藤聖に認定された己と致しましては、
妹に選ぶとしたらやっぱ志摩子ちゃんなので御座いますです。
セクハラ対象には、祐巳ちゃんも良いですが、敢えて、
祥子さまにチャレンジしたいとか思っておりますですが如何なものでしょうか、
ふっふっふっふっふ…(マテマテ)。


恒例、こっそり本日の『ひみ階』日記;

『マリみて』に、竹井いないのがかなり残念…(をいこら)。



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