一橋的雑記所

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2003年10月28日(火) 「ひみ階」効果…?(笑)



ええ。
数年前に途中挫折していた、かの女子高モノ(妖しい表現だな/をい)を。
縁あって再び手にすることになりました己で御座いますですが。

スンマセン、鼻血吹きそうです…(ヲヤヂ…)。

てーか!お貸し下さったM様♪有難う御座いますです♪
まだ7冊目なので御座いますですが、すっかり嵌りこんでおりますです!
嗚呼、薔薇の館の階段でもすっころんでしまいたい…(をいこら)。

で。先に申し上げておきますです。
白薔薇さま(佐藤聖さま)美味しすぎ…(マテ)。

てな訳で。暫くは読了本、『マリみて』日記と化すこと請け合い…。

○『マリア様がみてる』今野緒雪(コバルト文庫/集英社)
剛毛を二つにふり分け括ってる…といへば、今の己であれば。
『はじめちゃんが一番!』を想像する訳で御座いますですが。
何ゆえか己的祐巳ちゃんビジュアルイメージは、
初読の頃からずっと、はじめちゃんといふよりは、
『ゴースト・ハント』シリーズの麻衣ちゃんなのでありました…(謎)。
個性強すぎるメンツの中にあって、振り回されつつも己の地位を確実に
築き上げつつある健気さのせいでございましょうか…。読みながら、
初めて読んだ時何が苦手だったかというと、紅薔薇のつぼみ・祥子さんの
センシティブに過ぎる性格描写だったのだと思い出しましたのですが。
いい加減イイ歳(涙)になってから読み返すと、彼女の突っ張りぶりが、
かなりいとおしく感じられる事が判明…(笑)。
そーいや、「同類は分かる」(by.白薔薇さま)にも当時、
相当仰け反ったよな、若き日の己。
……ほんと、若かったんだなあ……(遠い目)。
今じゃ、ほっぺにちゅーくらいでは動じもしません……(泣笑)。

○『マリア様がみてる―黄薔薇革命』同上
美少女の意外な愛読書っつーと、池波正太郎しかないのか(大笑)。
由乃ちゃんの場合は恐らく、山田風太郎なんかも読んでおられると思われますが。
聞く所によると、某友人の色白美人なご学友も、池波正太郎を
ご愛読なされていたとか…やっぱ、お約束なのか…。
ところでこの巻から、令さんのビジュアルイメージは何故か
『天然素材で行こう!』の美晴さん。何でや?(笑)。
そーいや、紅薔薇さまは理々子さんでしたな…。
ところで、ほっぺちゅーには動じない己で御座いますですが、
イラスト195頁のシーンでは久々に、仰け反りました。
いやあ…幼馴染ってこういう事確かに平気でするもんですけど(笑)。
でもラストシーンの祐巳ちゃんと祥子さんのやり取りの方が赤面ものです…。

○『マリア様がみてる―いばらの森』同上
己的一押し美味しいキャラ(笑)、白薔薇さまこと、佐藤聖さまの物語。
つーか……痛い。ごっつう痛いお話で御座いましたのです。特に後半。
てーか、蓉子さま、あなた聖さまかなり愛してますね?(をっと)
いえその、変な意味ではなく…ええ…その…多分(をいこら)。
今回、『マリみて』を再読して良かったなあ…と思った1巻。
でないと、白薔薇さま、己の中で只の美味しいセクハラヲヤヂのままでした。
……ではなくて(汗)。
恋愛であれなんであれ。心の中から何かを根こそぎ奪い取られるような。
そんな経験を耐えるには、許し、支えてくれる誰かの手を信じられる事が、
何より大切なのだと。
知り得た上での、今の佐藤聖があるのだとしたら。
白薔薇さまって、ホント、凄い人だと心から思いますのです。
「白き花びら」読了後、「いばらの森」読み返すと余計ずしっときますです…。

○『マリア様がみてる―ロサ・カニーナ』同上
とか見直してみたのですが白薔薇様。
役得を心底楽しんでませんか?……(羨←?)。
取敢えず、この時点で己的一押しは定番ながら、白薔薇姉妹。
聖×祐も捨て難いものの、やっぱコレで御座いましょう……。
それにしても、祥子さんと柏木氏。
従兄妹とはいへ趣味が近過ぎませぬか(大笑)。
いやマジで、柏木氏は祐麒くん目当てで御座いましょう!
花寺学院物語も是非一度、拝見したいものです…。


ところで、6冊ばかり読み終えたところで、
『マリみて』未読の某友人に電話にて内容を掻い摘んで説明してみたのです。
ええ、「スール」制についてとか「山百合会」についてとか薔薇様についてとか。
以下はその会話から。

己  「だからね。姉妹の契りを結んだ薔薇のつぼみは薔薇さまの跡を継いで
   生徒会役員を務めるわけっすよ。で、つぼみの妹も将来の役員候補、と」
某友人「世襲制?」
己  「ええと…ちょっと違うけど似たようなもんかなあ…(汗)」
某友人「あ、そっかー(ポン)。ギルドか」
己  「……友よ……それは、徒弟制……」

もしかしたら、花寺学院では「お兄さま」ならぬ「親方」と呼ばれていたり…
しないっつーの(泣笑)。



本日のこっそり『ひみ階』日記:

山百合会の皆様が「ひみつの階段」を寸劇などでやるとしたら、
三島はやっぱ、令さんが演じるのだらうか…。
で、白薔薇さまには是非、ヤマグチ先生をやって頂きたいものです(笑)。


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