Onry Me
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2002年07月27日(土) 私は一切信じません。

今日の日記はいろいろと批判的なことを
書いてしまったり不快な内容なんで消しました。
・・・話し変わりますが「猫の恩返し」を
観てきました。オモロかったです!!!

以上です(笑)




  

「秋に結婚することになったんだけどさぁ、
 そのこととか、いろいろと話したいことが
 あるし久しぶりに飯でも喰いに行かない?」

高校時代の友人から約1年ぶりに電話があった。

私は単純に友人が結婚する事が嬉しくて、
いろいろと話を聞きたかったので会う事を快諾しました。

友人との約束の日の当日、待ち合わせの時間に
待ち合わせの場所に行ってみると、そこには友人
の姿と共に、なぜか見知らぬ男性が一緒に立っていた。

「あっ、どうも初めまして」

私は見ず知らずの男性にぎこちなく挨拶を交わしながら
何で何の面識もない見ず知らずの男性をわざわざ連れて
来たのかが分からずに不信に思っていた。

とりあえず時間が遅かった事もあり、食事といっても
普通のお店は既に終わってる時間だったので、居酒屋にでも
行こうと思ったんだけど、お酒の飲めない友人を気遣い
一応何を食べたいかを聞いてみると、なんでも良いとの
事なので、近場にあった焼肉屋に入ることにした。

焼肉屋の入り口で店員が笑顔で迎えてくれた。
私が3人であることを告げ中へ入ろうとすると、
しきりに友人は個室があるかどうかを私に尋ね
出来れば個室がいいと言い出した。

あいにく個室や座敷は、すべて埋まってた為、
私たちは普通のテーブル席に座る事にしたのだが
なんで、友人がそこまで個室にこだわるのか?
私は理解できず嫌な予感にかられていた。

私たちはテーブルにつきメニューを見て一通り注文を
し飲み物が来た所で、とりあえず形式的にジョッキを
持って乾杯をしたんだけど、普通ならこの後は、
懐かしい昔話に花が咲き盛り上がるところなんだけど、
この日は見知らぬ男性も一緒だった為、共通の話題が
見つからず、話も途切れ途切れ。

それは、なんとも言えない変な雰囲気だった。

その後、途切れがちな会話の中、友人がポツリ、
ポツリと話を始めたわけですが、その話を聞くうちに
当初に抱いていた私の嫌な予感が的中したことに
気付かされた。

「こちらのM先輩はS(某宗教団体)で俺が
彼女と知り合うきっかけを作ってくれた人なんだよね」

友人のこの一言で私の嫌な予感は確信へと変わった。
友人は高校時代の友人である私に会うのに自分の
信仰している宗教の先輩をわざわざ連れてきたのだ。

その話を聞いて完全に、なんで友人がこの男性を
連れてきたのかが分かりました。

友人が私に会いたがってた理由はただ単純に私に
会いたかったんではなくて私を宗教に入信させる
為だったのだ。
友人は高校卒業後、熱心なS(宗教団体)の信者に
なっていた。
案の定その後2時間に渡って私は2人から宗教に
入信するよう、しつこく勧められた。
・・・そりゃぁ個室じゃないとまずいはずです。
2人がかりで永遠と宗教に入るよう説得されてる
様は一種異様な光景だった。

・・・正直な話、私自身グッタリした。
アレだけ熱心に勧められれば普通の人なら、入信してても
おかしくないような気がします。
オウム信者なんかもそうだけど、マインドコントロール
ってこういうことなのかもしれない。

幸い、私はこの宗教が大っ嫌いな団体だっていうのと、
私自身、常に自分の中に確固たる死生観や心構えが出来て
いるので、どんな話をされようと、一切興味を抱くことも
なく、終始興味が無いからと断り続けました。

「何か悩みや不安はないの?」
頑なに断り続ける私に対して友人がこんな事を
聞いて来ました。

「悩みや不安なんてこれっぽっちも無いね。
 毎日が楽しくて楽しくてしょうがないくらいだからね」

あっけらかんと答える私に対して友人は
「嘘つくなよ!!悩みの無い人間なんている
わけないじゃん。何かしら不安に思ってること
があるだろ?」

不安な事なんてないって言ってるにも関わらず
しつこく聞いてくる友人に対して私はいいかげん
腹が立ったので

「・・・そう言えば悩みって程のことでもないんだけどさぁ、
松島菜々子みたいな彼女が出来ない事が悩みっていえば
悩みかな・・・あっ!木村佳乃みたいな彼女でもいいけど」

って冗談半分で言ってやったんだけど、
友人は私のその発言に対して真顔で
「それならうちに入信して祈りなさい」
なんて言い出したのだ。
「俺も今の彼女と知り合う事が出来たのは
 一心に祈ったからなんだぜ」

真顔で言う友人のこの発言には私自身、
心の中で大爆笑。

・・・完全に頭の中が逝ってました(笑)

それにしても、人の不安に付けこんで宗教に
入信させようって手口には本当に腹が立つ。

世の中、不安や悩みがない人なんていないわけで
それをいいことに巧妙に人の心の隙間をついて、
信者にしようとする汚いやり方は許せない。


私が宗教を信じないのは神がいない事に
気付いてるから。
神が人を作ったんではなくて人が神という存在を
作り出したっていう決定的な事実に・・・。
だから私は一切神を信じない。

神は奇跡を起こすだって?
バカな事言ってるんじゃないよ。
ちゃんちゃらおかしいね。
熱心に説得してくる友人に対して心の中で
毒づいてました。

そんなことを言ったらMr.マリック
だって神になってしまうじゃん。

1000年前にマリックがいたら間違えなく神として
崇められてたんじゃないかと思う。
もしかしたら今頃、マリック教なんて宗教団体が
出来てたかも知れない(笑)


最近はまたイスラエルでイスラム過激派の自爆テロが
頻繁に起きているってニュースでよく聞くけど、
自爆テロを起こす彼ら(彼女)はあるかどうかも
分からない、天国を信じて笑いながら自爆テロを
起こして死んで行く。

その様子を見ていると麻原を信じてサリン事件を
起こしたオウム信者を思い出す。

宗教が悪いとは言わない。
宗教があるからこそ救われる人々がいる事も
事実だと思うから。
・・・ただ、宗教がなければ世界中で今も続く
多くの宗教戦争は起こらなかったんじゃないかとも思う。

どこの宗教でもそうだと思うけど、信者達は自分達
の教えこそが一番だと言い張っているけど、
宗教の一番の問題点はそこだと思う。

宗教を信じ込んでいる人たちは物事を多角的に
見れなくなっているような気がしてならない。
柔軟な考えが出来ないってことは結構危険な
事だと思うのです。

以前、某宗教団体の信者の子供が交通事故にあって
病院に運ばれた時、その子の親が宗教上の理由で輸血を
断って子供が死んだなんてことがあったけど、そんなの
常識的に考えて馬鹿げてると思う。

「信じるものは救われる」
そんな宗教、私はいらない。
今後も私は宗教は一切信じないし、
その考えが変わる事もないと思う。

・・・でも私自身、心の中で
信じてるものはある。

私にとっての宗教。
それは地球自身だったりします。
常に自然には感謝している。
美味しい空気を吸えるのも
美味しい食べ物を食べれるのも
自然の中でリラックス出来るのも
地球があればこそだと思うから。

と同時に宗教や神の存在は信じないけど、
亡くなった先祖の霊は大切に想っている。
先祖が居なければ間違えなく今の私は居ない
わけだから。
父がいて母がいて祖父が居て祖母が居る。
何代も続く命のバトンを受け継いで今の私が
いるわけで、そこには常に感謝の気持ちで
いっぱいです。

そんなわけで私は宗教は信じないけど、
常に感謝の気持ちは持ち続けるように
しています。
全てにおいて感謝の気持ちを持つこと。
それこそが一番大切だと私は思うのです。


私に宗教を勧めてきて高校時代の友人の彼とは
正直な話、もう友達関係は続けられそうにないです。
嘘をついて私を呼び出した彼の言うことを私は
信じられなくなりました。

彼がどんな宗教を信じていようがかまわないけど、
私は単純に高校時代の友人としての付き合いが
したかった。

私を呼び出した目的がただの宗教の勧誘
だったのが悲しかった。

悲しい事だけど、もう彼を心から
友達と思えることはないと思う。
秋の結婚式には出るつもりだけど、
今後私の方から彼に会う事はもう
ないと思う。

私が宗教を信じない事で地獄へ行くって
言うのなら私は喜んで地獄の底へでも
どこへでも落ちてやろうと思う。

・・・ただし、
死の先に天国や地獄があればの話だけどね(笑)


パンチョ |MAIL

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