Onry Me
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2001年07月11日(水) |
三億円の秘密の隠れ家 |
人に自慢したいんだけど 言えない秘密ってありません?
例えば、宝くじで三億円 を当てたとしますよね?
でもこの場合、宝くじに当った 事を人に言う事出来ます?
本来はウレシさのあまり、
「イエ〜イ!!私宝くじで三億円当っちゃったもんね〜」
などと町中をメガホン片手に練り歩いたり 親戚中に電話をしまくり
「宝くじで三億円当ったよ〜羨ましいでしょうガッハハ!!!」
などと自慢の一つもしたい所でしょうが、こんな事を する人はまず間違えなくいないでしょう(笑)
なぜなら大々的に言えば、 絶対にたかられるからです!!
まず間違えなく遠い親戚を名乗るものやら昔の恩師を名乗るものやら 幼馴染を名乗る見知らぬ人々が 大挙して押し寄せて来る事でしょう。
はたまた下手をすると腹違いの兄弟を名乗るものや、 見知らぬ赤ん坊を連れた不審な女が、 「この子はあなたの子供よ!!」 などと言って来る事も十分考えられるのですよ!!!
しかも最悪の場合、身代金目的で誘拐される 可能性すらあるのだからたちが悪い。
当然、三億円に目が眩んだ私の家族は何の躊躇もなく
「三億人の福沢諭吉」 と共に生きる道をを選択し 犯人の要求を断固拒否するでしょう!
その結果犯人の怒りを買い、私はコンクリート 詰めのドラムカンに入れられ東京湾の海底深く 沈められることだって十分に考えられるわけですよ。
あぁ〜怖い。
・・・だからなんですかねぇ?
三億円、当てた人を実際見たことあります?
私の周りでは大金を当てたなんて話は ただの一度も聞いたことがないです。 でも、実際は何億もの金を当てている人いるわけで・・・。
恐らくそういう人たちは、爆発しそうな 喜びをひた隠しにしつつ周りの人にばれない ように、ひっそりこっそりと意外に地味な 生活を送っているのかも知れませんね(笑)
何か、例えが長くなってしまったけど、この 状況がいわゆる自慢したいけど人に言えない 状況ってやつなのです。
要するに、言いたくても言えなという状況って いうのは自分にとってプラスの出来事でも それを他人に喋る事によってマイナスにしかねない 場合に発生するのです。
でもって、実は私にも人に自慢したいけど 言えない秘密という奴ございまして・・・。
私の自慢したいけど言えないものとは・・・。
阿佐ヶ谷にある焼き鳥屋なのです。
・・・恐らく、これをご覧になっている大半の人は 「ケッ!何言ってやがるんだよ。このいかれぽんちは! 焼き鳥ごときで長々とくだらない文章書くなや!ボゲ!」 とお思いになられていることでしょう。
・・・でも、ちょっと待って頂きたい。 ・・・今、焼き鳥ごときと申しましたね? (ハイ!私が言いました(爆))
その考え、正直に申し上げますが間違えです。
本当に旨い焼き鳥って召し上がった事あります?
私もこの年になるまでいろんな店で焼き鳥を 食して来ましたが、ここの店の焼き鳥を食べた 時はあまりの旨さにショック死しそうになりました。
実際私の友人を連れて行くと、皆必ず ショック死しそうなほど、旨い旨いと ここの焼き鳥を絶賛します。
この店、基本的に味付けは塩なんですけど炭火で 焼かれた焼き鳥が、とにかくジューシーなのです。
焼き鳥をズズッと口に入れ、噛んだ瞬間、肉の内部から、 ほんのり塩みを帯びた肉汁が口いっぱいに広がる瞬間の 実に美味い事美味い事。
・・・って ・・・・・・なんって例えが下手なんでしょう(爆)
間違えなく私は一生グルメリポーター は出来ないでしょう(笑)
でも、本当に旨いんです。
この美味しさをどうやって伝えれば良いんだろうか? ・・・何って言いましょうか・・・、 レバーでないレバーって食べた事あります? 砂肝でない砂肝って食べた事あります? 焼き鳥でない焼き鳥って食べた事あります? ・・・ごめんなさい。 もうこんな例えしか出来ません(爆) レバーであってレバーでない。 砂肝であって砂肝でない。 焼き鳥であって焼き鳥でない。 とにかく、一般的なそれらの 味とはまったく次元が違うのです。
私一応、調理師の専門学校を卒業し腕にはかなり自身が・・・、 ないですけど(爆) 舌にはかなり自身があります。
ちなみに学生時代は食べるの専門でした(爆) 調理実習そっちのけで、ツマミ食いばかりしておりました(爆)
とにかく、この焼き鳥の味を知らずして死ぬのは 一生後悔するだろうってくらい旨いです。
そして私が進める理由はもう一つありまして 実はこの店値段がベラボーに安いのだ。 3千円もあれば、お腹がいっぱいになるほど食べれるのです。
実は阿佐ヶ谷には雑誌やテレビに良く取り上げられる有名な 焼き鳥店「Bランド」があるのですがあんな店、私の知ってる 焼き鳥屋に比べれ月とスッポン、屁でもないのだ。 ちなみにこっちの店はベラボーに値段が高いです。 にもかかわらず、噂に踊らされた何も知らない犠牲者達で、 連日込み合っています。
そもそも、私の旨いか旨くないかを決める判断基準は、 いかに旨いものを安くで食べられるかで判断しているのです。
良い素材を使って良い腕の料理人がいれば旨い料理が 出来るのは当たり前なのだ。 そんなのを喰いたけりゃ、高い金払って 料理の鉄人クラスの店に行けば良いのです。
旨いものを安くでお客さんに提供してこそ 真の料理人だと私は思うのです。
そういった意味でも、ここの焼き鳥屋は 私が知りえる最高の焼き鳥屋なのだ。
さてさて、肝心のこの店の場所を申しますと まずは中央線阿佐ヶ谷駅を降りまして改札を 北口へと出ていただいて、そこを左に曲が・・・って・・・。
・・・あぶない。あぶない。
あやうく言いそうになったじゃない(爆)
まぁ、実は言いたくない本当の理由は この焼き鳥屋。 夫婦二人で経営しているんですけども 店がとっても小さくてお客さんが10人 ちょっと入るともういっぱい、いっぱいなんですよ。
だから、これ以上、お客さんが増えて 欲しくないっていうのがあるのと後は 一つくらい地元の人しか知らない名店 っていうのがあっても良いと思うのですよね。
いつまでも地元の人たちの為の 憩いの場であって欲しいと思うのです。
まぁでも、実際は私がここで宣伝した所で たいして、影響は無いから良いんですけどね(笑)
でも一応、今日の日記のテーマが テーマだけに、言わないでおきます。
ここの焼き鳥屋の味をより多くの人に知ってもらいたい。 でも、常連客の為にあまり多くの人には知られて欲しくない。
まさに、私にとっては宝くじの三億円に匹敵する程の 秘密の隠れ家なのです(・・・大袈裟です)
・・・以上、これが私の自慢したいけど 言えない秘密でした(笑)
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