やるきまんまんの日記
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2009年07月19日(日) 今週の見通し・為替 円相場、弱含みに



 今週の円相場は弱含む可能性が高い。米金融機関の4〜6月期決算で大きな悪材料が出なかったことで、景気の先行き不透明材料が一つ消えている。投資家のリスク許容度が改善するとの見方から、低リスクの円から新興国通貨や高金利通貨への乗り換えが進みやすい。市場参加者の一部には1ドル=96円まで円安が進むと予想する声もある。

 先週は週初に約5カ月ぶりとなる91円台まで円高が進んだが、米ゴールドマン・サックスの好決算などを機に円売りが進んだ。

 今週も米企業の決算が続く。20日にテキサス・インスツルメンツ、21日にヤフー、22日にはモルガン・スタンレーの決算が発表される。市場予測を上回る決算が続くようだと、円売りに弾みがつく可能性もある。ただ95円付近まで円安が進めば、輸出企業のドル売り・円買いが出てくる可能性が高く、一本調子の円安も見込みにくい。

 21日のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言では景気見通しに注目したい。経済統計では23日に6月の中古住宅販売、24日に独IFO景況指数が発表される。


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