↑を、衝動買いして一気に読みました。
不思議と心に残った台詞を書き出してみようかと。
「実現しなかったことを、いつまでも大切に胸の中に育んでいく。 夢とか憧れとかいわれているものは、みんなそうしたものだ。」
「死んだ人に対して、悪い感情を抱くことができない。 死んだ人に対しては、利己的になることも、打算的になることもない。 ・・・ためしに、朔太郎が亡くなった彼女にたいして抱く感情を調べてみてごらん。 悲しみ、後悔、同情・・・いまのおまえにとってはつらいものだろうが、決して悪い感情ではない。 (中略) なぜ、大切な人の死はそんなふうに、わしらを善良な人間にしてくれるのだろう。」
これは、主人公の祖父の台詞なのだけど。 この祖父という人は、想っていた人と一緒になることができなくて、 亡くなった想い人の墓を発いて、骨壷から灰を取り出して、「いつか自分が死んだら、自分の骨と一緒にどこかに撒いてくれるように」って 主人公にお願いしてるのね。 そういう祖父と、同じように想い人を亡くしてしまった主人公の会話。 「大切な人が亡くなってしまっても、その人のことを考えているときの自分は 決して悪い感情を持っていない。 実現しなかった(成就しなかった)想いがあるから、人生は美しいんだ」って。 自分の人生を振り返ってそんなことをいえるおじいさんが素敵だ。
主人公が言ってる台詞も、なんだか心に残る。
「(なぜ人間はあの世とか、天国とかいったものを考え出したかっていうと) 好きな人が死んだからだよ。 大切な人がたくさん死んだから、人間はあの世や天国を発明したんだ。」
たしかに、好きな人が死んでしまっても、「あの世」ってものがあれば 自分が死んだらあの世でもう一度一緒になれるとか、また会えるっていう風に思うことで 大切な人の死を受け入れることができるかもしれない。 でも、この主人公は、そうして彼女の死を受け入れることができなくて。 「死んだらそれで終わりだ」っていう風にいってるのね。 なんか、それって切ないなーと思った。 たとえ作り事でも、思いの行き場を作っておかないと、大切な人の死を乗り越えることは難しいような気がするから。
最後のシーンで、主人公は、亡くなった大切な人の灰(骨)を撒くのだけど、 そのシーンがまた切ないんだ。 なんていうか、切ないことだらけなのですよ。このお話は。 涙が出てくるような切なさじゃないんだけど、なんか胸をつかまれるようなかんじ。
わたしは、そこまで深い恋愛をしたことがないっていうか、 今現在もしていないから、好きな人を亡くすとどうなるかなんて想像もつかないんだけど 今後恋愛をするようなことがあったら(なんか、ありえないような言い方だな/笑) 主人公とか、おじいさんのような、そういう想いで相手を想えるような恋愛をしたいかも。
「きみのいない世界に生きるなんて想像ができない」とかさ。 「この世界には、はじまりと終わりがある。その両端にアキ(←彼女の名前)がいる。それだけで充分な気がした。」とかさ。
そんなこと言えるような恋愛ができたら、いいんだけどな。
ちーとも関係ないんだけど、今朝電車の中で、すっげーかわいい顔した男の子が香水の話をしてた。 その子いわく、「オレのにおい」がほしいんだって。 その香水のにおいがすると「あ、アイツのにおい」って思われるようなにおいを探す! と意気込んでおったですよ。 香水のブランドにもやたら詳しい高校生だった。びっくりだ。 甘いにおいはいやなんだそうですが、あの甘いマスクならマシュマロ臭でもOKだと私は思うぞ。
・・・要するに、「朝っぱらからかわいい男の子を見れて目の保養になった」、という話です。
しかも、そんな本日またほりうちくんとレジを組むことになりまして。 新発見。ほりうちくんはどこぞの地方出身者だ。だって、なまってんだもん。 そんななまりもかわいらしかった本日のほりうちくんでした。 (結局最後はこんなネタ・・・)
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