堕天使のつぶやき
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2002年01月18日(金) 血の繋がり

ふと思い出した。

お正月に帰省したとき、祖母と、従姉妹と、叔母と、あと数名で話をしていた。

祖母は、クリスマスに77歳(数え年)になったはずの大正14年生まれ。
叔母は、その祖母の娘で、私の母の妹。
従姉妹は、その叔母の娘。

従姉妹が、祖母の誕生日に、「おめでとう。何歳になったん?」と、私と同じコトを聞いたらしい。
すると祖母は、「56歳!」と即答したという。
叔母は、「あたしと2歳しか変わらんやんっ!」と激しくツッコミを入れたらしい。

祖母は、痴呆なワケでもなく、冗談のつもりでもなかったらしい。
何故だかわからないけど、ふと「56歳」と言ってしまったというのだ。
なんて恐ろしい。
私にもこの祖母の血が流れているのだ。

いつの日か、私も20歳もサバを読む日が来るのだろうか。
しかも、自分でも気づかぬうちに、20歳サバを読んで即答するようになるのだろうか。

今のところ、9歳くらいしか誤魔化していないのだけれど。


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