竹のガムラン ジェゴッグ - 2006年08月08日(火) 竹のガムラン、ジェゴッグのアンサンブル「スアール・アグン」が来日している。Steel Panがこの世に存在してなかったら、私はジェゴッグをしていただろう。今でもやりたくてしょうがない。 ガムランの楽器は青銅でできている。庶民の音楽ではない。宮廷の音楽だ。 ジェゴグは竹でできている。庶民の音楽だ。わかりやすい。 さらに楽器がないとケチャになるのかな。 長さ、太さの違う竹を切り出し、調律し、竹の木琴を作る。 音程差をつけ、アンサンブルを奏でる。 ベースの竹なんかはめちゃめちゃでかい。楽器の上に乗って演奏しちゃう。 確かにリズムや曲の構成などはガムランと共通点が多いんだけど、確実に違うのはビート感だ。 ガムランの完璧なスピード感より、荒々しさが増しているように思う。音色の違いを差し引いても。 私が前回見た1995年頃の公演では、二つのアンサンブルが、全く違うタイミングで曲を始めて、それぞれが盛り上がり、収束していくというえげつない事をしていた。 二つのアンサンブルは最後まで、一度も息を合わす事なく、勝手に演奏してた。 あればきっと、「バンドのけんか」をしていたのではないか、と思う。 そういう形態をコンサートでやってしまう事自体、無茶だ。かっこよすぎ。 錯綜するポリリズム。発狂するベースライン。どつきまくる演奏者。ぶつかるハーモニー。 明日8/9 昼2:30から、西宮北口駅すぐ、芸術文化センター大ホール A席(3000円)のみ、まだあるようだ。(B席1000円は売り切れ) info : (0798-68-0255 チケットオフィス) 他の町での開催は カンバセーション&カンパニー ああ、西宮が最後だわ。残念。来年また来るかな? ちなみに今日、神戸長田サイト神戸でS.P.Ex.のライブあり。 明日は大阪本町24番出口すぐのSinで鉄鍋Jazz。 -
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