鍋をたたく...鍋男

 

 

Steel Power Expandedって? - 2005年01月23日(日)

鍋男が一人っきりで演奏するのが一人鍋。
タイコとスティールパン二人、計三人で演奏しているのがSteel Power。
これはもう丸七年やっている。
前身であるバンドの時代も含めると、スティールパンで演奏活動を初めてもう丸12年になる。

で、フルオーケストラの編成を極限まで少人数にまとめて作った10人のスティールバンドが、Steel Power Expanded-スティール・パワー・エクスパンデッドだ。(以下S.P.Ex.)実際の活動を開始したのは2003年。

スティールパンの種類、パートを細かく言うと十数種類。そのうちはずせない楽器をあげていくと、テナー、セコンド、ギター、チェロ、ベースの五種類。あとテナーベースとかクアドロフォニックなんかも重要だけど、とりあえず、五パート。
これにドラムセット、パーカッションの二人を足して、S.P.Ex.のできあがりだ。7パートだけど、テナーが三人で回しているので、フル編成の時は9人になる。(一人休止中)
別にゲストパーカッショニストにいつも来てもらったりしているので、人数はいつも変化している。

本当に一人一人のプレイヤーが責任を持って音を出していれば、各パート一人ずつで充分だ。とてもいい音場ができる。生で聴いてもらって、バランスがいい。
逆に誰か一人のタイミングがずれると一発でばれる。少ない人数でのアンサンブルはごまかしはきかない。一つ一つの音に生命をのっけて演奏していかないとばれる。特にカリプソを代表とする私たちのレパートリーはシンコペーションが多く、間が悪いプレイヤーが一人でもいると演奏がぼろぼろになってしまう。
スクールバンドにそこまでの完成度を求めるのも酷な話しだ。で、S.P.Ex.はスクールバンドと切り離して作った。本気でやってけるメンバーだけ集めて。
テナー以外は完全に一人のプレイヤーが一つのパート。
これは楽しい。今年はこのバンドをどう発展させていくのか、楽しみです。

一人鍋も本格的に始めちゃったし、Steel Powerもまだまだする事あるし。
今年は忙しくなりそうです。

ちょっと書き足りない所は明日のエンピツで。


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