岩場デビュー - 2004年11月14日(日) 始めてフリークライミングというものをしてから、もう二か月ほどになります。 とりあえず、体験してみよう、っていうのが一回。 次からは先生に器具の名前、安全確保、登っていく技術なんかを講習していただいて、いざ実践。 最初は壁にへばりついているだけで汗だくだくだったのが、慣れてくるもので、岩の隙間に潜り込んで、休憩できるくらいにはなりました。10m〜20mくらいの壁を10分から15分くらいかけて登る。力が入っていると2mも登れない。 おもしろいのは、毎回新しい発見があること。 リラックスする方法を見つけることによって、登れなかった場所が登れるほうになったり、 新しいホールドの仕方を教わって登るとどんどん応用ができたり。 ホールドって言うは岩をつかむってことなんだけど、足を亀裂にのせるのもホールドっていうのね。 クライミングシューズってのがうまくできてて、親指のつめほどのサイズの面積があれば、楽々全体重がのせれるのね。最初は恐いんだけど、のってみると全然楽勝。 先日は自然の岩場に行って参りまして、これが雰囲気が全然違う。木々が周りにあって、しっとりした空気で。そこにいるだけで、きもちいいー。 そんな中で汗をかくのはこれまた楽しいわけです。 で、人工壁にはない、「タテに避けた亀裂」ってのに沿って登っていったりすると、今までとぜんぜん違うホールドの仕方が必要になってきたりします。 せまい裂け目に手を入れてげんこつを作ると、裂け目から手が抜けなくなる。瓶の中の札束つかんで手が抜けなくなった中国人みたいな感じ。(中国人の人ごめんなさい。そちらの逸話でそんな話なかったっけ?) そいつでしっかりホールドできる。名前なんてんだっけ、そう、フィストジャム。指を曲げてホールドするのが、ハンドジャム。 痛そうな気がするんですけど、やってみると全然平気。実際、全体重が腕一本にかかるわけでもないし。 で、別の裂け目で、足を突っ込んでみた。フットジャムですな。 調子にのって、エルボージャムとか二ージャムとかいろいろやってみた。 使える。るるるん。 自分が成長していくってのが実感できるのはとにかく楽しい。 岩場デビューしたのは一月ほど前。 それから人工壁でさえも行ってないのよね。 また行かなきゃ。 -
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