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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2011年06月10日(金) ゲームプレイヤーの自閉的特性 Aileはなぜプレイ動画に「激怒」したのか? 「徹底交戦」ににじむゲームメーカーの怒り
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1106/10/news014_3.html (魚拓)
ニワンゴが運営するユーザー参加型動画共有サービス「ニコニコ動画」には、プレイ動画と呼ばれるジャンルの動画が多数アップロードされています。
プレイ動画とは、PCゲームをプレイ中の画面をキャプチャしたもの。他人がゲームして遊んでいる画面を眺めて何が楽しいのかは知りませんが、明らかな権利侵害であるにも関わらず次から次へとアップロードされています。アクションゲームならいざしらず、ストーリーが一本調子に進むゲームでは、プレイ動画の存在はゲームをするものの楽しみを大きく奪っています。
それでも多くのメーカーがトラブルを恐れてプレイ動画を黙認、あるいは削除依頼のみで済ましている中、ギャルゲーの新参メーカーAile(エール)代表のみやび氏は、あえて「徹底交戦」の道を選び、アップロード者を相手に民事訴訟を起こす、というのが記事の内容です。
で、プレイ動画の是非は脇へ置くとして、みやび氏が最近のユーザー層について語っているところがなかなかに興味深いので引用しておきます。
> 例えば伏線ってあるじゃないですか。今のユーザーの傾向として、伏線を伏線として読み取れないケースが多いんです。あからさま過ぎるくらいでないとダメ。
> あと物語に隙間があってもいけない。イベントとイベントの間に何があったのか、ちゃんと全部書いてあげないと「話が分からん」って言う人が出てくるんですよ。
> ―― 行間を読めない?
> 一を聞いて十を知るということがあまりないんです。僕はよく「想像の翼をはためかす」って言うんですが、それが出来ない。自分で考えようとしないで、何でも「公式」でないとだめなんです。
なかなかに自閉性を感じさせる話です。
ゲームに限ったことではなく、最近のテレビドラマにも似た傾向があり、伏線はあからさますぎるほどハッキリと呈示され、俳優の演技はオーバーアクションでわかりやすすぎ、ナレーションはくどすぎ・・。見ているこちらがバカにされているのじゃないかと感じるほどです。でも、そうでないとドラマが楽しめない人が増えているからこその表現なのでしょう。(韓流ドラマが流行ったのも同じ文脈でしょう)。
「自閉的特性を持った人が増えてきたのではなく、時代とともに社会が変わったために、そうした人が社会から押し出され目立つようになってきた」
というのが僕の持論だったのですが・・・。必ずしもそればかりではないのかもしれない、と思い直すようになってきました。
つまり、自閉的特性を持った人が、昔(数十年前)より増えてきている、ということもあるのかもしれません。(この1行はそうした特性を持った人のためにわざわざ追加している)。
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