ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2011年02月09日(水) ネットにおける流行 「最近、アルコール(依存症)の人の新しいブログが少なくなりましたね」
という話をしていました。
ブログというものが流行りだしたのが2003年ごろでしたか。
アル中の人のブログが増えてきたのが2005年頃。あの頃は「ブログ始めましたよ」という話をしょっちゅう聞いていたように思いますし、家路のリンクリストにもそうしたブログを追加していました。
「最近の家路もギャンブルの人のブログ追加が目立つ」
そう言われて更新履歴を見てみると、確かにそうです。いまギャンブル関係が一番ホットなのは間違いありません。
じゃあ、アル中さんたちはブログをやらなくなって何をやっているのでしょう?
先日岡山でAAミーティングに出た際に、始まる前の雑談で Twitter や Facebook をやっているという話が出ていました。そうか、みんなそっちへ行ってしまったか。
エジプトで起きている出来事もTwitterやFacebookが大きな役割を果たしたと聞きます。
掲示板が流行った時期があり、ブログの時期があり、そして今度はTwitterやFacebookか。そしてアディクションの人もその変遷と無縁でいられるわけがありません。昨年の回復研の集会では、Twitterで質問を受け付けていました。
そんななかで、「ブログ始めました」というお知らせが流れているのを見たりすると、新しいことに対するフットワークが重くなっているおじさんとしてはちょっとホッとしたりするのです。
とまれ、ネット(オンライン)というのはリアル(オフライン)を充実させるための道具に過ぎません。掲示板・メーリングリスト・ブログ・mixi・Twitter・Facebook・・なんであれ、それ自体が目的ではなく、そこで知り合った人たちとリアルでつながりができていくことに楽しみがあります。
この週末も2泊3日で横浜・千葉へ行きます。そこでまたいろいろな方にお会いできるかと思うと今から楽しみです。
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