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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年09月21日(月) ビッグブック分かち合い 隣県から人が来て、お昼から夕方までビッグブックの分かち合い。
いつもならセッションひとつが30分〜1時間ぐらいです。それを一度に7回分ぐらい片づけました。医師の意見から3章まで。さすがに疲れて夕方から少し寝ました。
ひとりで読んでいても分からなかったものが、「ここはこういう意味だよ」と助け船を入れることで、「そうだったのか」とぐわっと理解が広がっていく姿を毎回見ることができます。そういう自分も過去に同じ体験があるわけですが。
初期のクリーブランドのAAで、教室みたいな所にビギナーを何十人と集め、教壇からビッグブックを「教えた」という話があります。これが成功したわけです。ステップが旅だとするなら、ビッグブックは地図であり行き先案内です。旅はその人自身にしかできなくても、道順は「教える」ことが可能です。
ビッグブックで、医師の意見から3章までがステップ1の部分だとすれば、74ページあります。一方12&12ではステップ1は6ページだけ。ほかのステップは結構ページ数があって、ステップ12なんか30ページもあります。でもステップ1は短い。
12&12はビッグブックと話の重複を避けて書かれていますから、ステップ1が短いのはビッグブックに十分述べられていて、それに加えるべきものがなかったからでしょう。実際12&12のステップ1の文章は、あんまり中身がないのです。
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