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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年03月01日(日) カフェイン 夕/スパゲティ(残り物)・牛肉のしぐれ煮・サラダ
夜/柿の種・サラダ
計測無し
栄養ドリンクの成分表に無水カフェイン50mgとあるのを見て考えました。
これはコーヒー一杯より多いのか少ないのか。
インスタントのコーヒー一杯で約60mg。
ドリップコーヒーなら100~150mg程度。
お茶類は一杯30mg程度(抹茶は多く、玉露はコーヒーより多く、麦茶はゼロ)。
もちろん濃くいれるか、薄くいれるかで変わってきます。
コーラなどのカフェイン入り飲料は一瓶30~50mg。
眠気止めの錠剤で100~200mg。
栄養ドリンクのカフェインは他と比較してそれほど多くはないようです。
カフェインもアッパー系の薬物なので、覚醒剤と同じで依存や中毒が起こりえます。
例えばコーヒーを飲むと頭痛が治る人は、実は頭痛がカフェインの退薬症状だったりします。アル中さんが酒を一杯飲むと手の震えが止まるのと同じです。
コーヒーやお茶を飲まないと、体がだるかったり頭がぼんやりしたりする。不安になったり、気分が落ち込んだりする。これはカフェイン依存の症状だそうです。
現役アル中おじいちゃんの奥さん(おばあちゃん)が、お酒は飲まないものの、カップにインスタントコーヒーを大量に入れ、どろどろ粘性のある液体を飲んでいる話を聞いたとき、カフェイン依存も行き着くところまで行くとこうなるのか、と思いました。
コーヒーにはポリフェノールが含まれていて健康に良いなどと宣伝されていますが、健康に悪いからこそ昔から子供には飲ませない、それが人類の知恵です。カフェインの摂りすぎは骨粗鬆症や心臓発作を増やします。また女性の場合には老化を早めることが知られています。神経症やパニック発作がコーヒーをやめただけで治った話はたくさんあるそうですが、パニック発作持ちの人に勧めてもたいていコーヒーもタバコもやめませんね。アル中さんと同じで治りたくないらしい。
DSM-IVの物質依存の項にはカフェインはまだ含まれていませんが、次は入るかもしれません。
というわけで、本日ニ杯目のコーヒーをいれに行くのであります。以前は一杯だけだったのに増えてるんですよ。
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