心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2009年01月22日(木) 自己責任

夕/揚げ出し豆腐・オクラとアボガド・クリームコロッケ・ゴーヤチャンプル・エビサラダ・そうみんちチャンプル・炙りささみのアボガド和え・タコスライス・杏仁豆腐・ウーロン茶・沖縄茶(ホット)×2
54.0Kg, 11.5%
朝/フルーツヨーグルト・おにぎり×1・栄養ドリンク
昼/牛カルビ重弁当(コンビニ)

製造業がどんどん工場を閉じていく中で、規模を拡大しているのは太陽電池ぐらいでしょうか。
自動車各社は減産して一時帰休だそうです。帰休日も約8割ぐらいの賃金を払ってもらえるそうで、実にうらやましい話です。それでも収入が不足する人たちのために、三菱自工では社員のアルバイトを許可するというニュースが流れていました。
ソニーも希望退職募集、パイオニアは全社員10%の賃金カットなどなど。賃金を減らさずに人数を減らすか、雇用を守って賃金を減らすか。
うちの会社も例外ではなく、幹部クラスの報酬カットはすでに始まっていて、来年度からはそれが一般社員にも及ぶ見通しです。

昨夜は退職する人の送別会でした。派遣の雇い止めではなく、正社員の人ですが、「この会社の仕事のやり方が気に入らないので転職する」のだそうです。このご時世に、よくまあそんなことを、と呆れたのですが、実はもう次の会社が決まっているのだそうです。この職場から誰かが辞めていっても人員の補充は期待できず、残された人たちは仕事が増えるだけですから、和やかな送別会にはなりようがありません。
ご夫婦で働いていて、奥様は今後も職場に残られます。いろいろなストレスが溜まったようで、送別会では何も食べられない様子でした。でもダンナは気楽なものです。

さて、アルコホリズムから回復するのも、しないのも、自分が選択した行動の結果であって、すべて自己責任です。たとえば回復のためには正しい場所にいることが必要です。正しい場所がミーティング会場だとは限りませんが、とりあえずそういう前提で話を進めます。
長野は田舎なので「ミーティング会場が遠くて通えない」という話はよく聞きます。でも、高校生なら毎日通学に通っている距離だったりします。他県で特急電車で会場に通うメンバーのお話をきいたことがあります。だから「遠くて通えない」という言葉は、自動的に「私はミーティングに行きたくないので、距離を理由に行かないでいます」と翻訳してかまいません。
距離に責任をかぶせずに、行きたくないという自分の気持ちに責任を取らせたとき、回復が自己責任になり、回復が始まるのだと思います。

「私は自己責任でミーティングには通っていない」と言うのなら、それはそれでかまわないのですが、皆さん病院に戻ってくるとぐだぐだ言って、結局失敗の責任は自分で取らないのですよ。もちろん、僕も飲んでしまえば例外ではないはずです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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