心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2008年03月17日(月) ありのまま

人は皆ありのままで愛される権利がある、ということであります。
少なくとも子供にはその権利が与えられてしかるべきです。だが、そのような子供時代を過ごす人ばかりではないのも現実です。

今夜のミーティングはステップ12でした。「(私たちは常に)神の役を演じ、周りの人びとを支配しようとするか、あるいはその人たちに依存しすぎるかのどちらかだった」 支配と依存は一枚のコインの裏と表です。

ありのままのその人を愛するということは、条件を付けずに愛するということです。「もし〜だったら愛してあげる」というのは、愛と言うより我欲の押しつけであって、支配あるいは依存の構図です。

あなたが回復すれば愛せる、しかも特定の方法論で回復すれば・・という縛りをつけることは、たとえ相手のために良かれという善意から発していたとしても、我欲に過ぎないということであろう、と我が身の行動を振り返って思うのです。

とは言え、僕も生身の一人の男に過ぎません。人をありのままに愛することは、人にはできないことなのかもしれません。神さまは「何でもできる」という設定なので、誰をもありのままに愛せることは確実なんですが、人間にはなかなかねぇ。っと、言い訳してどうする。

これからもたびたび同じ過ちをするのでしょうが、その度に気づいていくしかないのでしょう。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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