心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年12月19日(月) 厚木にて

こうしてビジネスホテルの鏡の前にノートパソコンを置いてタイプしていると、自分がすごく眠そうな顔をしているのが分かります。まあ、ここ半年というもの主に午後勤務で、11時とかに起きる日課であり、唯一の例外が本栖湖のステップセミナーに行ったときだけというぐらいです。

そういう人間が、朝5時に起きてちゃんとここまで移動してこれたというだけでも奇跡に近いのかもしれません。中華民族を相手にしていると、日本人というのは自己アピールが不得手で控えめで損をしているような気がしてなりません。ともかく彼らは夕方以降はunpaid workをするつもりはないようであり、おかげでこちらも定時+αで解放されました。まったく彼らがうらやましいです(皮肉ではないよ)。

予約したホテルの部屋に荷物を置いてからミーティングに出かけるつもりでいました。
が、ミーティング場のある駅は、ホテルの駅より手前でした。ホテルまで行って、また戻ってくるのは気が進みません。かといって、ノートパソコン一式が入った荷物をかかえて歩くのはもっと気が向きません。
(まあ、一回くらいミーティングを休んでもかまわないし)
という例の考えが頭の中に忍び寄ってきました。

でもミーティング場のある駅で降りました。なぜなのかはわかりません。駐車場が延々と広がる駅前を歩いていき、地図通りに二つめの公衆電話を目印に曲がります。目の前をお仲間とおぼしき女性が歩いていくので後をついていったら、案の定建物の外でたばこを吸っている集団に出合いました。

長野の標準からすれば、ミーティング会場はとても大きく、人数も多く90分で全員がしゃべることはとうてい無理であろうという規模でした。そして、そこにはなんと僕を待っていてくれた(?)人が何人かいました。木曜日の雑記に、ここに出現するかもしれないとは書いておきましたが、まさかと思いました。まったくホテルへ直行しなくて良かったです。そうしたら僕は嘘つきでありました。きっと神さまがミーティング場へと導いてくれたのでしょう。

ミーティングは眠い頭にも居心地がいい場所でした。

そして二次元バーコードのおかげで「日々雑記」はまた一人携帯電話の読者を獲得した(?)のでした。役に立つんだねぇ、バーコードって。

アフターミーティングはラーメン屋で夕食。Cさんごちそうさまでした。忘れずにいますから。ええ、人間親切にされたことは忘れないものです。

神さまはひょっとしたら僕のことを愛してくれているのじゃないかと時々思います。錯覚かもしれないけれど。誰にでもその人のことを愛してくれる存在があると考えた方が、いろんなことがすっきりするような気がするのであります。

こっちは長野よりずっと暖かいです。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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