心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年10月21日(金) 年金裁定下る

雑記を読み返してみると、7月7日に社会保険事務所で障害年金の申請を行っています。8月中旬に付箋がついていったん手元に戻ってきたのを再提出したのが8月22日。そしてまた、9月の中旬に書類に不足があるといって、追加を求められたので提出しておきました。
このぶんだと裁定が下るのは来年になるのかもしれない・・・。そう思っていたのでしたが、今日、社会保険業務センターから封書が届きました。

なにしろ、後から出した妻の年金の裁定の方が先に出ているのであります。僕の方はいろいろと書類の不備を突かれている様な気がして、これは不支給の決定をするための証拠集めではないかと疑い、だんだんにやるせない気分になっていたところでありました。

幸運のおまじないである、ハミルトン・アイランドのおみやげのペーパーナイフで封を切りました。中には「裁定通知書」が入っていました。結果についてはここに書くことはできませんが、3月に東京のクリニックに電話をするところから初めて、実に半年以上かかっているわけであります。長かったというのが正直な感想です。

あと、ネットで調べたときにも書かれていたことでもあり、妻の通知もそうだったので、驚きはしませんでしたが、「裁定通知書」のような重要な書類が書留でもなく、配達記録でもなく、ただ普通の郵便で届くという不思議であります。不達だったりしたらどうなるんだろう。

話は変わって、今回はうつ病で申請したわけですが、「アルコール依存症」で障害年金の申請ができるかどうか考えてみました。これは「その他の精神疾患」というくくりの中でも、中毒および器質精神病というたぐいに分類されると思うのですが、基準は「適当な介護がなければ、日常生活の用を弁ずることが不能である程度のもの」ということなので、アルコール性痴呆やコルサコフ症候群を発症するぐらいの勢いでないと無理そうです。それよりも、肝臓などの内臓疾患での申請の方が通りそうな気もします。

さて、裁定に不服があれば「審査請求」という手段が残されているのでありますが、もう書類作成はめんどうくさくてたまらないので「これぐらいにしておこう」という思いと、一人一人の審査請求が積もり積もって、障害年金制度の改革につながっていくので、「ボランティアだと思ってやるべし」という思いと、どちらにしようか、ちょっと悩んでいるのであります。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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