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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年08月17日(火) 別のチャンス ラウンドアップの広報担当ということになっているので、病院だとか中間施設だとか保健所に案内状を郵送で送る算段をしておりました。
今回は長野県内七十数か所と、関東中部地区の中間施設十ヶ所あまりに送ります。封筒詰めは前回の実行委員会で仲間が手分けしてやってくれたので、今回はタックシールを使うことになります(普段は封筒に直接印刷してます)。
県内のいろんな施設の一覧はあるのですが、県外の中間施設の一覧は持っていません。MACの一覧はは こちら にありますが、Operaでは見ることができない呪いがかかっているページであります(白地に白文字になる)。もとはメリノール教会派の施設だったわけですね。
あとほかに「自助館」というのと「自省館」という名前を聞いたことがあります。こちらは救世軍の施設だと聞いたことがあるので、それを頼りに調べてみました。以前東京の月島にあったアルコールリハビリ施設(奉仕センター)が移転した先が「自助館」という名前の施設の跡地であったこと。現在は杉並に「男子社会福祉センター」という名前で存在していること。清瀬に新しく作られた中間施設が「自省館」という名前で、それとは別に「自助館」という名前のホームレスケアの施設があること・・・。なんだか難しいですね。
救世軍ではバザーを資金源のひとつにしているので、ラッフルの景品をここで買う理由もやっと理解できました。
タックシールは仲間がくれたものです。宛名印刷ソフトにない品番だったので、見ると「東芝ワープロRUPO用」と書かれていました(いつのだよ)。年賀状用に買ったソフトですが、思った以上に重宝しています。
タックシールを張り、封筒に糊を塗って封をする作業を黙々とやっていると、なんとなく頭がほぐれてきます。形式的ではあるけれど、これも12番目のステップ活動です。サービスという名前の12番目のステップは、アルコホーリクの「まだ苦しんでいる顔」を見ることが少ない活動でもあります。ほめてもらえるわけでもないし、感謝をされることも少ないです。
でも不思議と精神的な充足感があります。それは自己満足かもしれません。自己満足という言葉が嫌いならば、自己充足と言い換えてもいいでしょう。自らもって心の足るを知る訓練でしょうか。
たとえミーティングに出られなくても、ハイヤー・パワーは別のチャンスを与えてくれるということなのかもしれません。
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