心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」

たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ過去へ未来へ


2004年04月30日(金) ゲインライン突破

AAって、ラグビーで言えばフルバックのような役割かな〜と思ったことがあります。
いろんな人の働きかけがあっても、止まらなかったお酒。ゲインラインを次々突破されてきたボール。ゴールラインとの間に残った最後のディフェンダー。ゴールライン手前でようやく止まったという人も多かったのではないかと思います。
でも、最近は「地獄の10年ないし20年」を通過しない人も増えてきた気がします。

ちょっと遠くのミーティングまで出かけました。そういう機会に、古本屋をまめに当たっています。『星の瞳のシルエット』の揃いを探しているのです。しかし20年近く前のマンガは商品価値がなくなってきているのでしょう。店頭から消えつつあります。不ぞろいのバラが棚に残っていたので手にとって見ましたが、それほど感慨深いものじゃありません。けど欲しいものは欲しい。

国道を走行中、左側の居酒屋の駐車場から出てくる車がありました。反対車線からはその居酒屋に入ろうという車が、後ろに運転代行業者の車を引き連れて、ウィンカーを出していました。その後ろには長い車の列ができていました。
駐車場完備の居酒屋の存在もどうかと思いますが、その問題は置いておきます。代行を引き連れているのは、二軒目をはしごする人々でしょうか。
僕が車を停めると、まず左から車が右折していき、次に反対車線から車が駐車場に入ろうとしました。その時です。ルームミラーにバイクのヘッドライトが映り、「ビィーン」と加速する音が聞こえました。(あ、ぶつかる)と思った瞬間、僕の車の左脇をすり抜けようとした原付は、駐車場に入る車のどてっぱらに「どん」と音をたてて突っ込みました。
原付は加速中だったので、そんなにスピードは出ていませんでしたが、運転していた若者は車のCピラーにぶち当たって投げ出されました。
自分で立ち上がっていたので、生命に別状はないでしょうが、左手を押さえていたので骨折ぐらいはしているかもしれません。

それで僕はどうしたかですって? 代行の二人が車から降りて、車道に転がったバイクを片付けてくれたので、そのまま帰ってしまいました。途中救急車とはすれ違わなかったので、たいした怪我ではなかったのかもしれません。

自分が車両事故にあわないのは、運転がうまいからじゃなくて、単に幸運が続いているからだとは思います。


もくじ過去へ未来へ

by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


My追加