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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年02月18日(水) アドワーズは宣伝か? AAのJSOのサイトを アドワーズ に載せようという計画があります。これは伝統11(AAの広報活動は、プロモーション宣伝よりも、アトラクションひきつける魅力に基づく)に反しないのでしょうか?
インターネット業界での分類としては、アドワーズは「広告」であることは間違いがありません。Google社の最大の収入源は、Googleの検索機能をインターネット接続プロバイダーに提供することで得られているそうです。アドワーズはGoogleの新しい収入源として、大いに期待できるだろうというのがアナリストの見解でもあります。
そもそもAAが広告を出すこと自体は悪いことではないでしょう。例えば僕の地元の新聞に、個人やグループが3行まで無料で載せられる掲示板コーナーがあります。何万部と出ているこのローカル紙に「飲酒のトラブル抱えていませんか? 一緒に解決しましょう。毎週○曜日○時から○○でミーティングをしています。AA○○グループ」という文字を載せることは、悪いことではないはずです。プロモーションとは違いますから。
Googleで「アルコール依存症」と検索すると、AA JSOのサイトが紹介される・・・微妙なところだがセーフであるというのが、僕の感想です。
しかし、JSOのサイトが「ひきつける魅力」にあふれているかというと、少し疑問が残るのも事実です。AAが何を目的とした集まりなのか、メンバーになったら具体的に何をするのか、どれぐらいの実績があるのか、そして実際にAAで回復した人の物語は? 多くを語るサイトでないのは事実です。せっかく1クリック何円かで招き入れた人たちも、ブラウザの「戻る」ボタンを押して帰っていってしまうのでは意味がありません。
ホームページのカウンターばっかり増えても、その次のページまで読んでもらっているかは解析してみなければわからないのです。
そういえば、関東甲信越セントラルオフィスのサイトは、原則リンク禁止なのだとか。理由を聞いてみたら、個人のサイトから勝手に「リンクされる」ことによって、あたかもオフィスがその個人を支持しているように解釈されると困るから、だそうです。
僕ですか? 許可はもらってませんよ。「自由にリンクする権利」を行使しているだけです。ただ、リンクするということは、「相手のサイトを支持している」ことを暗に意味しているわけですが・・・
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