心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2002年04月13日(土) 遠方より友来たる

大学時代の後輩が、信州へ遊びに来ました。
彼は卒業後、アメリカへ留学して、日本に戻った後に、院卒して、最近は外資系企業でシステム屋さんをやっているという、いわゆるエリートです。思い起こせば、僕の飲み方が最悪になる前、友人たちと居酒屋で騒いでいた頃、なぜかまったくアルコールを飲まない彼も、よく混じっていましたっけ。なぜ彼が「絶対に飲まない」のか、当時も理由を尋ねませんでしたし、今も知りません。東京在住の最後の頃は、知り合いに迷惑かけどおしだったので、信州に戻ってから昔の友人に連絡する機会もありませんでした。
一年目のバースディを迎える頃、彼の運営していたBBSやinternet場の掲示板に、そろりそろりと顔を出せるようになり、そのうちに少しづつ皆と打ち解けられるようになってきました。仕事で上京し、夜、時間があるよと言ったら、数人集まってくれました。僕がまったく飲まなくなった理由を、誰も尋ねませんでした。彼と会うのは、それ以来です。
昔の友達と、再度接触する機会を作ってくれた、大切な恩人。
僕は、感謝の言葉も何も言いませんでしたが、また再会を誓って別れました。今年こそ大学の学園祭に顔を出そう、と誓うのでした(多分無理だけど)。



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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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