天使に恋をしたら・・・ ...angel

 

 

天使 - 2001年04月21日(土)

どうしてこんなことになっちゃったのか、どうしてこんなに苦しまなきゃいけないのか、ずっと考えてた。わたしの間違いは天使のあなたを好きになってしまったこと。あなたが愛しているその人は人間のあなたを愛している。「ずっと大事だから。ずっと大切にしてるから。だからずっと僕の特別なひとでいて。きみが大好きだよ。きみの存在が大好きなんだ。きみが僕の世界からいなくなるなんて考えられない。きみは考えられる? 僕と話も出来なくなってしまうこと。僕は失いたくないよ、きみを。ずっと大事だよ。この気持ちは変わらないよ」。その人と結婚することになると思うって伝えたあと、天使のあなたはわたしにそう言った。

あの時わたしが電話をかけなかったら、あなたがその人と一緒にいる朝に電話なんてかけてなかったら、どうなってただろう。それまでどおりに今もあなたと普通におしゃべりしながら楽しい日々を送ってたよね。遠く離れてて会えなくて淋しくても「淋しい」って言えば素敵な魔法の言葉をくれてたよね。「あの時電話をかけなかったら」なんて、ありえない事なんだから考えても仕方ない。きっと初めからわたしが電話してしまうことが決まってたんだと思う。あの悲しくて悲しくて辛かったときに、死んだ彼女が自分のかわりに天国から天使のあなたをわたしに連れてきてくれたのは、一年の期限つきのプレゼントだったのかもしれないね。

苦しいよ。もうどんなに優しくしてくれても、苦しみから逃れられない。


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