21世紀猫の手日記
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| 2003年07月01日(火) |
ハムスター小説「電車にて」 |
ジャンガリアンの虎八の飼い主のカール君は、電車に乗っていました。 隣に座った肥えたおばちゃん2人の話を聞くともなしに聞いていました。
おばちゃんA「・・・でね、去年の冬に死んだハムスターのはなちゃん、 ときどきうちに遊びに来るみたいなのよぉ。」 おばちゃんB「ええっ、夢にでも出てくるの?かわいいわねー。」 おばちゃんA「そうじゃなくてね、ときどき家の中ではなちゃんが 遊んでる気配がするのよ。」 おばちゃんB「家族、皆でかわいがってたからねー。お礼にきてるのかしら。」 おばちゃんA「ハムスターが遊んでるときの、かさかさって音がするのよぉ。」 おばちゃんB「はなちゃん、さみしいから来てるのね。」 おばちゃんA「だから、はなちゃんの好きだったひまわりの種とかねぇ、 たまに箪笥の横とか洗面所の隅にお供えしてあげてるのよ。」 おばちゃんB「はなちゃんよろこんでるわー、それ。」
・・・うーんいい話だなと思いつつ聞いていたカール君は、 瞬間的におばちゃんAに突っ込みたい衝動が限界に達した。 (おばちゃん、それ、はなちゃんちがうちがう。ハムスターじゃなくて、 家に住んでる野生のねずみだってばー。うう、もしかしたらゴキとかの 活動してる気配かも・・・。家の中に餌置いちゃダメだってばー・・・。)
おわり
zaza9013
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