21世紀猫の手日記
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2003年04月05日(土) ハムスター小説「虎八の4月」

俺の名は虎八。種族はジャンガリアンだ。
背中にきりっと縦線の入った、粋でいなせなハムスターだ。
俺に御飯をくれる係りの人間が、カールというアホガキだ。
コイツが、俺に100円ショップで買ってきた御飯ばかり食わせたり、
自分の履いた靴下を俺の住んでいる籠の中にいれたりと、ほんとに大バカ
野郎でまいっちまう。
この前はよ、ハムスターボールってのに俺を閉じ込めて、ラグマットの上に
置いて「あれ?動かないや・・・」とかいってやんの。
でも、俺はこいつとちがって大人だからおこったりしないんだな。ふふん。

お、カールの野郎が、今日は女を連れてきやがったな。
この女はフランシスといって、カールとは仲良しらしい。

あ、こらこら何の用だよ。御飯じゃないなら寝かせてくれよ。つまむなって!
・・・畜生、またハムスターボールに入れやがった。
ああ、フローリングの上を滑るように進む俺の勇姿をこの女に見せたいのか。
ちっ・・・。しょうがないなぁ。ま、協力してやるよ。
おい?どこへいくんだよ?、玄関出て外に来ちまったよ。いやだなあ。
ここんちの前って、ゆるい坂じゃなかったか?
・・・え?このアスファルトの上で手を離すのか?
いやだよ俺、家へかえるよ。
くっ、あっ、俺そっちへいきたいんじゃないんだ。(ころ・・ころ)
うわ、勝手に転がっていくぞ。(ころころころころ)
ああっ、もう足がついていかない。(ころころころころころ)
ああーっ俺様も大回転ーー!カールのクソバカー!!!
(ころころころころころころ・・・・)  おわり。


zaza9013

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