21世紀猫の手日記
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2001年05月20日(日) 不規則生活

夜勤が入っている日は、大概昼まで寝ているんだけど、今日は違う。
朝の3時半に起きて、バイクでその辺を回ってみた。
海まで行こうと思ったけれど、めんどくさいのでその案は却下。
高台の高級住宅地のほうから、夜明けの町を見下ろす。
朝もやがかかっていて、ビル街が美しい。
エンジンの音やエアコンの音がざーっと低い音を立ててひびいている。
街の音だ。
ああ、本店のある田舎町から、引っ越してきてよかった。
この町の風景で、ZAZAはやる気が湧くのだよ。
ホームポジション、という感じ。
高台を下り、川沿いまで行ってみる。
4車線の広い橋は、大して車も走っていなくて、川に沿って空が広がっている。鼻歌的には、「川の流れは誰も―」BOOMである。
降りて川を眺める。
川沿いの遊歩道に、犬を連れて散歩している人々を見る。
この川沿いのビル群の感じがちょっと大阪に似ていて好きだ。
川の音を聞く。
たぶん、山々からの雪解け水が流れ込んでいるのだろう。
夏よりずっと水量が多い。濁流だ。
橋の手すりのところにタバコを消した痕がある。・・・ここは、眺めのいい立ち位置だったのか。どっかの誰かもここから、川を見ていたのだろう。
滝だの川だの、水場に霊はひきよせられると、TVで言っているけど、
人も引き寄せられるのだろう。
こころやすらぐ(笑)マイナスイオンな音がする。
繁華街を掠めて通る。
朝まで飲んでいたらしい、元気のいい人々の顔はまだ酔いを残して、一様に赤黒い。涼しい朝の風にあたって、本人たちは爽やかに見えるが、汚い色だ。
間抜けにみえるから、ZAZA、機会があっても、朝まで飲まないことにしよう。
などと思いながら帰ってきた。




zaza9013

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