21世紀猫の手日記
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夜勤が入っている日は、大概昼まで寝ているんだけど、今日は違う。 朝の3時半に起きて、バイクでその辺を回ってみた。 海まで行こうと思ったけれど、めんどくさいのでその案は却下。 高台の高級住宅地のほうから、夜明けの町を見下ろす。 朝もやがかかっていて、ビル街が美しい。 エンジンの音やエアコンの音がざーっと低い音を立ててひびいている。 街の音だ。 ああ、本店のある田舎町から、引っ越してきてよかった。 この町の風景で、ZAZAはやる気が湧くのだよ。 ホームポジション、という感じ。 高台を下り、川沿いまで行ってみる。 4車線の広い橋は、大して車も走っていなくて、川に沿って空が広がっている。鼻歌的には、「川の流れは誰も―」BOOMである。 降りて川を眺める。 川沿いの遊歩道に、犬を連れて散歩している人々を見る。 この川沿いのビル群の感じがちょっと大阪に似ていて好きだ。 川の音を聞く。 たぶん、山々からの雪解け水が流れ込んでいるのだろう。 夏よりずっと水量が多い。濁流だ。 橋の手すりのところにタバコを消した痕がある。・・・ここは、眺めのいい立ち位置だったのか。どっかの誰かもここから、川を見ていたのだろう。 滝だの川だの、水場に霊はひきよせられると、TVで言っているけど、 人も引き寄せられるのだろう。 こころやすらぐ(笑)マイナスイオンな音がする。 繁華街を掠めて通る。 朝まで飲んでいたらしい、元気のいい人々の顔はまだ酔いを残して、一様に赤黒い。涼しい朝の風にあたって、本人たちは爽やかに見えるが、汚い色だ。 間抜けにみえるから、ZAZA、機会があっても、朝まで飲まないことにしよう。 などと思いながら帰ってきた。
zaza9013
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