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2002年01月28日(月) ■ |
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ウチのアパートの階段で、最近よく「どごーん」という音を聞くようになった。 この音を聞くと「ああ、時季だなあ」と思うんだけど、なんのことはない。ただ階段で足を滑らせて人が転ぶだけの話だ、それも超派手に。 まったくもう、滑るんである、アパートの階段。 旦那もう勘弁してくださいやってくらいに、そりゃあもうよく頻繁に。 時にあたしも滑るが(でもすっ転びはしない。そこはあたしの反射神経の良さのおかげである/笑。や、でもホントに。)、そういう時憎らしくて「あの野郎ッ!!」と言いたくすらなる。 なんで滑るのかと言うと、階段から廊下にかけての床の材質がいけない。 なんてゆーか、まるでテーマパークの床をもうちょっとつやつやにしたみたいなビニルっぽい緑色の材質から出来ているのだ。 これがまた雪が積もると滑る。 ウチのアパート、階段のひさしが全く役に立っていないため、雪が積もるのである。 雪が靴と床との間に挟まった時がアウトの瞬間だ。 踏んづけた雪がちょうどスキー板かソリみたいな役目を担って、緑色の床のゲレンデを滑走する。といっても一瞬だけの滑走。 で、バランス崩して「どごーん」もしくは「どでーん」。アパート中に響く音がする。 靴が滑る、床が滑ると言うよりか、雪の積もった床が滑るといったほうが正しいが、とにかく要注意ポイント---デンジャーゾーンなんである。もう地雷地帯。 回避手段は、「階段に積もっている雪を避ける」。 慎重に場所を選んで、足を上から床に垂直に下ろすのである。 しかし、場所を選んだからといっても安心はできない。 雪が積もっていないように見えても、時折そこにはさらなる危険が待ち構えているのだ。 危険と言うのは、雪が溶けたあとの水分が凍って天然スケート場状態になった場所のことである。これが最悪。光の照り返しを観察しておかないと、どこにそんなのが出来ているかわからず、「どごーん」という結果が待っている。 時には積もった雪のすぐ下にそのスケート場が出来ていることがあって、正に2段トラップ。ぎゃーママ助けて〜。 そういう時には「是が非でも階段攻略」なんて無駄な意地ははらずに、素直に脇についている格子状の手すりに掴まったほうがいい。 まあ最初から多少格好が情けなくても手すりに掴まると言うのが最善策なのだが、この長い冬、時には立ち向かう心も必要なのである。うんうん。
とか言ってる間にも。 あ、また誰か転んだ。
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