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2001年10月30日(火) ■ |
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アツミさんという友達と一緒に、ナツコさんという友達を待ちながら夕飯の準備をしている時のこと。アットあたしの家。
アツミさんの出身校は女子高だときいて、女子高ライフを尋ねてみた。 前々から女子高には興味があったのだが、聞いてみると、これがまた面白いところだったらしい。 同性だけの気兼ねのない空間というのはやはり楽しいんだろうなあというのが日頃のあたしの想像なのだが、実際その通りだったらしく(まあその辺は他の女子高通いの友達の話からもすでに明らかだったが)、高校を卒業した今さらながら羨ましくなった。 …羨ましいというのは、何も高校時代に「男の子もいてヤだなー☆」と思っていたから、というわけじゃない。 あたしの通っていた高校は共学で、だが在籍し入り浸っていた部活が当時女子の比率90%以上の部だったのであまり人数の少ない男の子に対して気兼ねというのはなく、不便も何も経験しなかったが、しかし、高校にいるみんながみんな同性という状況は前々から一遍経験してみたかったのだ。同性だけの学校・空間には経験してみるだけの価値があると思うのである。 女子高というのは結構過ごし易そうでいいなあと思う。気を張ったりとかしなくていいからねー。 それに友達とも付き合い易そうだと思う。表裏のない付き合い。 逆に、そう言う付き合いだから人間関係の黒いところとか当然出てくるだろうが、そういうのは経験してないよりできてたほうが人間として成長できるから断然いいと思う。 だから、そう言う意味で、綺麗な言葉だけど、憧れる。 そこで10代を過ごす少年少女達がどんな風にその先に出ていくのかというのも、興味深い。近くで見てみたい。 アツミさんの場合は、うまく友達付き合いを構築していたようだ、本当に楽しそうに高校生活を語ってくれた。 どんな仲間がいて、どんな風に楽しくて、笑ってて。 その風景がとっても眩しかった。 女子高だったから、だからそんなに楽しかったんだよと言い切るつもりは毛頭なく、どんなところにいても楽しいときは本当に楽しいんだと実感しているが、でも同性の仲間だけだったからというのは要因としてどこかに存在しているんだろうと感じさせる。 小中高と平和で平凡な学校生活を素直に送って来た身としては、やっぱり、ちょっとした変わり種のある(あった)生活というのが羨ましい。
女子高って、外から見ると不思議なところだ。
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