| 2001年11月07日(水) |
ウサギさんの事情その二。 |
俺の名は朔夜、さくや妖怪伝とは全くもって関係ないので断っておく。
飼いウサギである。
今日は世にも恐ろしい目にあったので誰ともなくつぶやいてみる。 それは突然襲ってきた。
いつものように外へ出してもらえると思っていたら。
風呂場だった。(がーん)
しかも今回は、水をためた池に入れられた。 ので。 一瞬意識がどこかへいき。
いそいで出た時にはもうあついのなんのって。
とりあえずそれはそれですんだのだが。
夕方、いつものように婦人が帰ってきて、御主人となにやら相談をしているようだ。
となりのゲージからシンの野郎が出されて、「お出かけバック」に入れられた。哀れ、やつの抵抗むなしく、かりかりと爪でひっかく音だけがこだまする。
そうして、御主人は俺をいつものように抱き、玄関へ向かう。 外に出してもらえるのだと思ったら。
大きな間違いだった。
気が付いたらへんな匣の中だ。
変な音はするし、地面がゆれている。
地震か!?
俺は固まったまま動かないでいた。もちろん、御主人をはなさないようにして。
謎はすべて解けた。
俺の大嫌いなイヌの声。臭いにおい。うるせーー!ぎゃーぎゃーわめくんじゃねーよウサギがそんなに珍しいかっ。 ここはペットショップ。いつも爪をきりに来るところだ。 この前は手慣れた兄さんだったからよかったが。
無理だ。
出てきたのは手があいた新人の女だ。
無理だ。
こいつは俺をどうすればいいかわかってねえ。
ていうか、お前ウサギあつかったことねーだろ!? やめろ触るんじゃねーよっ。うがーーーーーーーーーーーーーーーっ。
痛!!!
前足の親指深づめしたじゃねーかっ痛かったかって?そら当たり前だっつーのっ!!!うがーーーーーーーーーーっ。 御主人が背後で怒りのオーラを出してるから許してやってもいいが、俺は痛いんだって。 だいたい、てめぇ。人を扱う時には自信と愛情をもってやれ。 畜生。それもこれも御主人が俺の爪切れないからじゃねーかっ。 でも市販の爪きりは使えねぇ代物だしあんなんで切られたらそれこそ自慢の爪が痛んじまう。
そこなイヌはわんわんうるせーくらい叫ぶし。お前ら、自分の肺活量わかってねぇだろ!絶対!!!
そこのイヌ!てめえ絶対バカだろ。ああ?ほえるなってーのっ。 俺たちの耳はそんじょそこいらの人間なんかと違うんだから、そんなにほえなくても聞こえるってんだっこの駄犬!!
くうううっ。この俺様がこのような事体に甘んじなければならないとわ。 かくも人間の世界は生きにくいものか。
しかしだ。シンの野郎もつれてこられたに違い無い。やつめ、ビビってでてこれねーな? 所詮は俺様の方が上なのだ。
とにかく無事終わって、俺は車(匣はそーゆーらしい)に乗り込んだ。 御主人のパーカーの中が暗くて安心できた。 てか、穴に似てるんだ、あれが。 おい、とにかく今日の深爪攻撃は痛かったんだぞ!!ウサギは泣けないし、鳴けないし、とにかく息で訴えるしかないんだからな! わかったら精進しろよ女! 俺は捨て台詞(視線と鼻息)で女を見据えた。 ひたすら謝っていたから、よほど俺様が怖かったんだろう。 良い傾向だ。
しかしこんなことは金輪際にして欲しいもんだな。 疲れるったらありゃしない。
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おなかすきました。………すいません。なんだかひさしぶりに頭痛と戦いつつこんなことしてます。(駄目じゃん) ネタはやっぱりウサギにしましょう。楽にかけそうです。 しかしネタが続くのかわからないです。 ………ウサギはやっぱり愛眼動物じゃありませんでした。
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