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思い出の地 - 2002年12月19日(木) 順調に行けば、春には新しい土地で暮らしていることになる。 東京を離れるのは寂しい。でも、思えばいつだって東京とくっついたり はなれたりで暮らしていた。 生まれこそ中野だが、小学校入学は横浜だし、中学は東京だけど高校は 埼玉。大学もはじめは東京だが、次は千葉。就職したら横浜だったし。 就職したおかげで、通算で2ヶ月くらいだが大阪にも住むことが出来た。 自分にとって近しい土地が広がっているのは幸せなことと思っている。 書いたような経歴のおかげで、関わった土地が自分のふるさとみたいに 思えてるから。 実際に住んだわけではないのに忘れられない場所もある。 高田馬場の公園・東池袋・西千葉のあのアパート…。それにもちろん、保谷。 好きだった人のおかげでいとおしく思っている札幌も。彼の大学にあると言う 芝生のスロープには、実際行ったかのような思い出の地だ。 いつかこの目で見る日は来るんだろうか? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そういえば、彼の出身は松本で、彼の通った高校があるんだ。 太っていたからって絶対に高校時代の写真を見せてくれなかった。 (出会った頃はほんとにやせていたけど。) だからやっぱり、想像のまま。想像の彼(太らせて、若く想像)が私の 中の松本を歩いてる。 だけどやっぱり、近しい土地がたくさんあることは幸せだ。 思い出をパッケージしてる、たくさんの場所をこれからも持ちたい。 松本では新しい思い出をたくさん作りたい。 それに負けない思い出を作りたいから。 私はもうそのときには戻れないし、戻らない方が自分らしいと思いたいから。 そうして、松本の印象を自分仕様に置き換えて帰ってきたい。 -
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