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記憶の役目 - 2002年11月20日(水) 昨日見ていた「ためしてガッテン」で、面白い特集をやっていた。 記憶のメカニズムについて。 記憶には短期記憶と長期記憶があること。 短期記憶が長期記憶に移ると、それは「忘れられない」いつまでも 思い起こせるものになること。 じゃあ、長期記憶を作るには? いくつか方法があるが、特に「感情の動き」とともに覚えたものは 短期記憶にとても入りやすいのだそうだ。 哀しいこと・驚いたこと・嬉しいこと…。 フラッシュバックするあれこれは、そうやって私の脳にストックされたのだ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ このしくみを普通の生活に置き換えて考えてみると、少し辛い。 だって哀しいことをいつまでも忘れられないのだから。 哀しければ哀しいほど、強く記憶されるなんて。 だけど、本来の機能は、危険を感じた状況をしっかり記憶して、二度と 同じ危険に遭わないようにするためのしくみなのだとか。 私たちの記憶の何もかもが、これから生きていくためにあるんだ、 そういう風にできているんだと思うと少し励まされた。 記憶は、強ければ強いほど、「二度とそんな哀しい目に遭わないようにね、 気をつけてね」と注意してくれているのだ。 そういう風に、思っていたいよね。 -
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