Silent Song
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2003年06月27日(金) 「子猫達を殺した私達」





今日、海を見に行く前に
連れと入院中の猫の「みー」に
面会に行きました。

みーは思ったより全然元気で
ひと安心でした。

・・ただし


獣医さんに手術のこと、
お腹にいた赤ちゃんのことや
大きさを聞いて、


    唖然としました。


『そうですね。四匹いましたよ。
あと一週間か二週間で生まれてましたねぇ】

・・だそうです。。。。

ショックを受けました。

そこまで大きくなってたの……???
あんな短期間で…信じられない…。

・・・皮肉にも

みーの入ってるゲージの右下のゲージに
生まれたばかりの子猫(別の母親の猫)が
一匹入っていて「みぃ、みぃ」鳴いてました。

みーのゲージを開けたら、
みーはその子猫のところに行こうと
しました。

獣医さんはミーを制止しながら
微笑んで

”母性本能”を感じちゃったのかなぁ〜?」

…って明るく優しく言いました・・・。

それを聞いて…
見て…

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    辛かったです・・・
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獣医さんは、やはり仕事上割り切りをしなきゃ
やっていられない部分はあるんでしょうね…。
とても辛い作業だったと思います…。

獣医さん、、、ありがとう・・・。


・・そして、


ゴメン、ミー。
私と出会わなければ、
あとしばらくでキミの子供が生まれてた。

しかも
あと一週間か二週間で
生まれてた・・・・。



    「私たちが殺したも同然だね。」



ミーの「母親のキモチ」も、
子供たちの命、「生きる権利」も・・・。

私のエゴが……。
人間のルールとの折り合いが…。

本当は、
妊娠する前に、避妊するために
病院へつれていったはず
なのに

どうして???
なんで?

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・・もちろん、

そのまま生まれてたら
間違いなく赤ん坊を4匹つれて
にゃーにゃー御飯を貰いにきて
困っただろうことは予測できるし、

エサをあげなかったら
飢えて死んでいくことになるだろう…。

その子猫達だって生きていくのは
かなり厳しい現状だろう・・・

・・でも・・
ミーのお腹の赤ちゃんを殺した・・。

母性本能…
ミー…悲しいんじゃないの?本当は…。
胸が痛むよお・・・・。

なんで殺さないと
共存できないのかな・・・。

確かに野良猫は人間に迷惑もかけるけど、
人間は【それ以上】に
他の動物に迷惑と被害を与えてるじゃない!


残飯を漁るのがイヤなら
残飯を漁れないようにすればいいだけ
じゃない。
(猫が開けられないような仕組みにして)

他の動物には
生きる権利はないっていの?


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    帰りの車の中で泣いた・・・。

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私が生まれる代わりに
子猫の命が生まれれば良かったのに・・。


「生きたくない」なんて思ってる存在なんかより
別の命が生まれたほうがいい



・・・・・・・・・・・・・・。


「人間」はいつか
”しっぺ返し”を受けるよ。

絶対に。


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