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2006年06月14日(水)     +++ とびだせ○○たんけんたい ◎ +++




>>> 男の子5人頑張ってます。 <<<









      娘の学校授業で町を探検する「とびだせ○○たんけんたい」が
      行われました。


      子供達が班に分かれて 自分達の調べたい所を考え
      道順を相談し探検するもので 引率の保護者の募集があり
      仕事までの時間ならと 参加してきました。



      娘のクラスは 保護者の参加が少なくて 本日7名。
      各班5,6人を大人一人で引率です。


      他のクラスは 2人とか3人つくのになぁ。不安。


      で私ですが 男の子5名。
       
   
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      朝 先生にご挨拶すると「zakkyさ〜ん ごめんなさいねぇ。
      ホントによろしくお願いします〜」


      いきなり謝られました。 えっ!?そんなに大変なの?

      夕べ 娘に「ママ大変やで。最悪の班やわ。先生が陽菜ちゃんの
      ママは元気そうやから たぶん大丈夫やと思うねんよって
      言ってはった。」 と 聞いていたのですが
      先生 不安ですよぉ。


      って言ってもどうしようもなく 班ごとに分かれ 自己紹介を
      しました。

      「zakkyです。陽菜ちゃんのお母さんです。親ナマと言ってね」
      と言いました。

      娘は男の子に 鬼ナマと呼ばれております。
      怒ったらこわい ナマズと言う意味だそうで。
      そう言う呼ばれ方をするぐらい 彼女が ワルだと言う事の証。

      それぞれに自己紹介をし「よろしくお願いします」とご挨拶。
      苗字から マエちゃん ソメちゃん カワちゃん ウエちゃん
      ハーちゃんと呼ぶことにしました。(私が勝手にね。)


      「えぇ〜」とか言ってたけど 強行突破。
      学校の門をでて 2,3分で「マエちゃん」と呼ぶと返事して
      ました。絶対に 変なおかんやと思われてるはず。


      で 中町公園ってとこに行き 人気の遊具を公園内で遊んでいる
      人に聞くという課題をしようとしたら 公園には
      めちゃじーさんとホームレスの方 合計2名。
      朝9時からさぁ 遊んでないよね。

      このお二方には とても聞ける雰囲気ではなく・・・。

 
      散々もめた挙句 クイズを作ることに。
      「中町公園のブランコの色はなんでしょう?」
      ダミーの答えをそれぞれ好きな色を言い 決め手終了と
      思ったらさ。2歳くらいの男の子とママの親子連れ発見。


      「あの人に聞きに行こう!」と即決。判断力あるやん。と
      思ったら 問題勃発。


      ちょっと言動に問題ありかな?と思っていたマエちゃん。
      何でも 班長にさせる。 押し付け。 自分は楽しようとする。

      朝も 時計を持つのがイヤで(時計係なのに)一悶着あったとか。
      

      「ウエちゃんが 班長やねんから ウエちゃんが行ったらええねん。
       俺ら関係ないし。」
      「でも 僕だけ行かれへんで。先生はみんなでって言うたもん。」
      「俺は そんなこと知らんしぃ〜。班長がやったらええねん。」

      しばらく聞いてて「ねぇ 班の調べ物やねんから みんなでしな
      あかんやん。みんなで行っておいでよ。」と言うと。


      「知るか〜 班長がやったらええねん。」となおも言う。

      こいつまだ言うか・・・。
      事なかれ主義を通そうとするソメちゃんは 滑り台とか勝手に
      してるし。
    
      ハーちゃんは言葉がわからんから うろうろ。
      
      マエちゃんは 口だけ偉そうで だらだら文句ばっかり。

      仕方なくウエちゃんとカワちゃんが質問に行こうとしたので
      「ちょい待ちぃ〜」と引き止め ついに 説教をしてしまいました。

 
      「あんたなぁ おかしいやろ、 自分らの班のことやん。
       なんで班長だけが 挨拶して質問してお礼言わなあかんねんよ。
       ウエちゃんが質問しても その質問をみんなで聞いて
       みんなでお礼言って 書いて発表するんがこのたんけんの
       大事なことなんちゃうん?関係ないって思うんやったら
       学校に帰ってそうやって言うといで。どうするの?やるの?
       やらへんの?」


      公園のど真ん中で。
      大声で。

      あぁ〜 やっちゃった。
      横を通る別の班の人たちに ちらちら見られたし。


      どうするかな?と思ったら みんなでしぶしぶお母さんの前に行き
      挨拶し 質問し 御礼を言い 私のところに戻ってきて
      答えを相談して書き出しました。


      よかった。でも・・・先生はできるだけそばで見て子供達に
      考えさせてくださいっておっしゃったんだけどな。
      

      出だしがこれで あと二箇所。不安だよ。


      お次は 駅に行き 1日の利用客を質問。

      おばちゃんが怖いのか? 今度は 全員で挨拶に行き
      お話しされることを 興味深げに聞き 利用客に邪魔にならない
      場所に移り 控える。


      おっ。学習したねぇ。

      そこでクイズ「○○駅から 電車に乗る人は一日何人ですか?」
      1、200人 2、3000人 3、20000人
      このダミーの答えの数字を決めるのに大もめ。


      100ぐらいしか 数の実感って沸かないもんね。

      それでも 無事に決まり 終了。


      最後の訪問箇所は 駅の西のちびっこ広場。

      歴史的にも縁のある公園らしく 昨晩 一応町内のことは
      それなりに調べたのね。


      だけどさ。 どこに行くかわからないから ざざ〜っと見ただけで。
      こんなことなら ちゃんとプリントアウトでもしとくんだった。


      で ここでの質問も 「人気の遊具は何ですか?」
      市の老人会の方が ここの公民館の清掃や管理を任されてるらしく
      質問をしてもしてもしても 通じない。

      ち〜んぷんかんぷんなお答えが・・・。


      助け舟を出して 質問に答えてもらいました。良かった。


      随分時間が余ったので しばし公園で遊ぶことに。

      すんごい楽しそう。
      マエちゃん 水筒を忘れたので 私が持っていってたお茶をあげて
      しばし歓談。


      「おれな お母さんにご飯食べたらあかん言われてんねん。」
      「なんで?」
      「おれ 太っとーやろ。だから これ以上太ったらあかんって
       言われてんねん。」
      
      確かに。 んで 体系とは関係なく 態度もふてぶてしい。
      (言っちゃった。)

      「でもさ。 もう少し大きくなったら 沢山スポーツするように
       なるやん。そしたら しまってくるから大丈夫ちゃう?」
      「俺もそう言ってるねんけどな。お母さん食べたらあかん。
       そんなんで痩せへん言うわ。」
 
      君は悩んでいるのかい?
      そうか・・・。

      朝の10時過ぎの公園のベンチで おばちゃんと太り気味のBOY
      2人で しんみりとダイエットについて語る。

      なんとも不思議な光景ですわ。


      「なぁ マエちゃん そしたら家でちょっとだけご飯減らして
       その分学校の給食いっぱいおかわりしたら?」って言ってみた。
      「うん」とマエちゃん。

      可愛いやんか。


      すると子供達が「この木でっかいでぇ」と見上げてたので
      2人で駆け寄り すごいなぁと私達も加わりました。


      あっ!
      「なぁなぁ この木の太さがどれぐらいか計ってみようよ。」と私。

      「定規ないで。」
      「無理やで〜」
      「どうやるん?」とそれぞれの反応。


      
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      邪魔になる木の横のゴミ箱をちょっと横に置いて
      みんなで円を作り 木を囲みました。


      子供達3人が 大きく手を広げて木を囲むと調度。

      最後の発表のクイズは
      「ちびっこ広場の真ん中に大きな木が一本あります。この木の
       大きさは 僕達が手をつないで何人分でしょう?」

      
      最後に良い問題ができたね。


      めっちゃ暑い はっきり言って真夏日でしたし
      はちゃめちゃな5人組だったし スムーズに行かないし
      大変でした・・・。

      でもさ。
      たった2時間で 何かこの子たち ちょっと変わってない?
      すごくいいやつ達じゃないよぉ。

      ソメちゃんは いっつも教室で大暴れで すぐ叩いたり蹴ったり
      するらしいんだけど ニコニコしてたし。

      ハーちゃんはひらがながまだ書けない。
      一つ目の公園で カワちゃんと私で 地面に字を書いて
      一緒に問題や答えを教えてあげてた時に 知らん顔してた
      マエちゃんとソメちゃん。

      最後のちびっこ広場では ちゃんとハーちゃんが書き終わるまで
      じ〜っと待っててあげてた。


      なんかさ。
      素直になることって すごい 素敵だなぁと心から思ったのでした。

       
      疲れて 昼ねしちゃったけど 良い体験ができました。


      ちびっこたち ありがと。










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