×××こぉんな日××× |
2004年10月30日(土) +++ 芝居 ▲ +++![]() 陽菜のミュージカルの2回目の稽古。 珍しくいつもより早起きし 準備に余念がない。 幼稚園の用意もこれぐらいしてくれたらいいのになぁ。 先週から「芝居をしなあかんってきなこ先生が言いはる」と 良く口にする。 「芝居」かぁ・・・。芝居するってどんな風だろう? それこそ 私は 幼稚園で「みにくいアヒルのこ」をやって以来 「芝居」や「ミュージカル」などやったことがなくって 実際 「芝居しろ」って言われると やっぱ体が こうだ!とは 反応しない。 初めてのレッスンで「これは芝居なんだから ちゃんと芝居をしなさい」って 言われてきた陽菜。先行き不安〜。 一応「じゃがいも〜」と叫ぶ宿題は 一生懸命やって2回目の稽古に行く。 「今日は 7時半頃には稽古場に入って頂いても良いです。」と先生が おっしゃったので 7時半にどきどきしながらお迎えに。 今日の稽古場はステージがあるので今練習でやってる 短い芝居を通して やってくれるらしい。 そしてそれでわかった。この間の台本は本編の「クリスマスキャロル」ではなく 練習用の芝居だったんだ。 その短い芝居の間 先生は「これは 芝居やねん。わかるかぁ? 楽しくなくっても楽しいを作らなあかんねん。」 「こらぁ 私と目があってどうすんねん。」 「声が小さいっ。芝居やで〜 聞こえへんかったら芝居にならん」 芝居するってことが わかってなくても こうやって何度も何度も その言葉を言われると段々その気になって来たり 体や感覚で 芝居がわかってくるんだろうなぁ。 陽菜はと言うと まだ自分を捨てきらず 乞食10になりきれず ようやっと 動きについて行ってる。 自分の場所を作ることなどできていない。 難しいよね。 台詞の呼吸に立ち位置 視線 タイミング。 頭でなく体で覚えないといけないんだもんね。 大丈夫なんだろうか? お稽古の最後 先生に増えた台詞を書いてもらいながら 「お母さんお仕事されてるんですか?」と先生。 私「あっ はい。」 先生「陽菜が(全員呼び捨てです) ママがお仕事してるから 稽古があんまりできないって言ってました。 大変ですよねぇ。お仕事されてると。」 私「いえ。気をつけて 付き合います。」 私の仕事を言い訳にされるのは 好まないけど 陽菜は 私が仕事を してるから 自分にしてもらえない事は 絶対私に直接は 訴えない。 その事を聞くのは いっつもよその人か母から。 陽菜なりに私を気遣ってくれてるんだろうなぁ。 それに比べると 私は 陽菜を言い訳にしてること多いなぁ。 思わぬところで 反省でした。 人を思いやる芝居が必要なのは私かも。 忙しい時に 忙しく見えない芝居や 陽菜のこと以外でいらいらしてる時 陽菜に対して いらいらした様子を見せない芝居とか。 やっぱり芝居は難しい。(母親役ってムズカシイ) |