×××こぉんな日×××

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2004年01月25日(日)    +++ 飴(昨日)デ鞭(今日) × +++




     昨夜は 親子で咳が出だし朝起きると雪やこんこん・・・。
     ピアニストの直美ちゃんと今日はちょっくら豪華にホテルOクラで
     ティータイムのつもりが 体調悪し天候悪しで ドタキャン。
     ごめんね〜直美ちゃん。

     陽菜は「直美ちゃんとホテルでお茶するゲホゲホッ」
     かなりしつこく昼過ぎまで言ってたけどさ。
     あんた無理じゃん。

     で またもや延ばし延ばしにしていた どっさりの宿題の山と格闘。
  
     今週は 親がカデンツ(和音)を弾いて 聴音→マグネット→
     読み歌い→ノートに書く。1回に付き 三つの和音。
     それが 6セット。

     あらかじめ先生から色々なパターンを申し渡されていたので
     控えた私のレッスンノート(*1)を見ながら二人で挑みます。

     意外とスムーズに進んだんだけど 書くでつまづく。
     書けてるけど 雑い・・・。
     ピザの斜塔状態だったり 音符の大きさがまばらだったり。

     今日は行けると思ったけど またもや 予備に用意しているノートに
     練習→お清書の繰り返し。

     いつもと同じで 話しを聞いちゃぁいねえもんだから
     同じ事を何度も繰り返し しまいに涙・・・。

     「もうやめなさいっ!!!」を何度発した事か。
     途中で理事長が帰って来て 黙って自分の練習を始めその横で
     他の用事ができないままつきっきり・・・。

     最後の最後にぶち切れてカバンやノートを全部ベランダに捨てると
     言う大人気ない行動をやってもた。

     「捨てられた意味」より「捨てられた哀しさ」が先に立つから
     そんなことしたって結局 心に大事な事は落ちないんだよね。

     わかってるんだけどさ・・・。

     叱る私に泣き喚く陽菜、その横で 全く動じずピアノを弾いていた
     理事長がついに言った。
     「自分からちゃんと練習もできない。宿題もできないそれで
      なんの意味があるねん。もう 月謝は出さん。パパがあかんって
      言うたらあかんで。もう いかんでええ。ヤマハやめろ。」

     「いやだぁ〜」とまた一声高く泣き喚く陽菜・・・。

     言い聞かせようと寝室で2人向かい合わせにまじめに話しをしていると
     いきなり大あくび。ブチッ!!
     「ママやママの生徒さんはお母さんに叱られてお道具すてられたら
      拾って宿題するし あきらめへんわ。なのにあんたは泣いて済まして
      同じ事のくりかえしやろ。人が大事な話ししてもあくびして。
      こんな事繰り返しても 絶対にピアノなんかうまくならへんし
      楽しくレッスンなんかできひん。もうパパの言う通りやめ。」

     ぎゃおぎゃお泣きながら 道具一式を拾いに行き やっと自分で
     宿題を始めた・・・。もうノータッチ。
     ♯の傾きが 反対であろうと 音符の種類が違おうと貝よ貝。
     先生に×入れてもらって気付いて下さい状態。

     そんなこんなでトータル4時間くらい こんな事繰り返して
     喉痛かったのになんだったんだ?今日のお休みって感じで
     やっと就寝時間、ベッドに寝かせようとしたら
     「ママ ごめんなさい。ママが生徒さんのお話とかしてくれたから
      お道具取りに行って宿題ちゃんとできた。できないって思ってても
      やったらできたからわかった気がするからごめんなさい。
      やめさせんとって下さい。」
      って言ったってまた同じ事の繰り返しなんだよねきっと。

     理事長に話しをしなさいと振ったら 理事長も同じ事言ってた。
     「陽菜が 自分からテキスト出してるとこ見た事ないしな。
      いっつもそのときだけ・・・」と言うか言わないかで

     「パパ その毛布あったかそうでしょう?」
     (今日 毛布を変えたのだ。)と言いよった・・・。

     「そんなことは どーでもええねん。人の話しを聞けっ!」

     ねっ!一生懸命話してるときに限ってこの人は 違う事を考えてる
     ねん。やられたら 腹立つでしょ?
     (私が 話してる時にあくびのことで叱ったら大笑いしてた
      理事長なのでした。)

     まぁ 生徒さんの親御さんから良く聞く話だけど うちも例外では
     なく同じ事(たぶんうちの方が激しいと思うけどさ)繰り返して
     いるのです。

     昨日までは ゴクラクチョウだった陽菜もいきなり今日は
     鞭でビシバシで 私もへとへと・・・。

     で ヤマハはと言うと ちゃんと練習を繰り返したら 続けてよし
     という所に落ちついたようで。
     また 親の噴火は起こりそうな予感。

     情熱大陸で 憧れのCHARさんがギタリストの息子さんとの
     関係を「親も教えようとは思わなかったし子供も教えて欲しいと
     言わなかった。音楽は どれだけやったら答えが出るというものでは
     なくって 楽しく続けて行くことで何かがみつかる・・・」
     みたいな発言をされてて 「そうやねんそうそう!」と
     両手をあげて賛同です。

     あ゛〜虚脱感MAX状態の夜だぁ。

     (*1)陽菜のノートとは別に 5線ノート持参でレッスンに行きます。
      先生が楽譜なしで唄われた歌を聴音。楽譜に直し 廊下で 
      お母さん方とチェックしみんなで書き写し 家で練習。
      親も大変。幼児科の前のコース2年間は MDやカセットに
      録音し復習をしていました。
      あからさまにメモっていると叱られてしまうのでなかなかテクニック
      が必要です。はふぅ〜〜。
      





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