×××こぉんな日×××

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2003年04月22日(火)    +++天国と地獄 ◎→×+++





     明日はひなの誕生日。
     理事長は 夜の仕事で不在。私も仕事。
     と言うわけで 1日早いお誕生日をしました・・・。

     ひなは ばぁばに前々から頼んでいた オルゴールをプレゼント
     してもらい上機嫌。

     フタを開けると リトルマーメイドのアリエルがくるくる踊る。
     散々 母と探して買ってきた物。
     ものすごい喜びようで 開けたり閉めたり にっこにこ。

     うちに帰っても 開けたり閉めたり。
     忙しい・・・。

     引出しがついているこのオルゴール いっちょ前に鍵もついていて
     かわいい小さな錠前が 二つ 鍵が二つ・・・。
     触っちゃだめだよ。なくしたら 引出し開かないからと
     念押ししたにもかかわらず やってしまった。

     「あっ。ひな あほや。」と言う声に振りかえると
     鍵を引出しに入れたまま 錠前をかけていた。
     もう どうすることもできない。

     理事長に「だから 言ったやろ。いつも 人の話しを聞いてないから
     そんな事になる!」と叱られる。

     大泣き。「鍵がつぶれても良いから オルゴールなるようにしてぇ」
     と泣く泣く泣く・・・。

     「もう寝なさい!」と一喝され 泣きの涙で 床につくひな。
     バッカダネェ。

     さて 私達夫婦 針がね ペンチ 懐中電灯 おもちゃの鍵鍵鍵。
     ありとあらゆる物を 持ち出し 鍵開けに挑戦。

     たかがおもちゃの鍵・・・。しかし 鍵は鍵。
     どうにもこうにも開かない。

     ディズニーストアーに持って行って 商品の鍵を借りて開ける?
     鍵 壊しちゃう?でも 結構頑丈。
     あきらめる?
     
     色々 考えた挙句 鍵屋さんに頼もう。
     お誕生日は特別の日だから 今日だけ・・・頼んだろ・・・と
     理事長。甘いな。

     電話帳を取り出し 1番近所の24時間営業の鍵やさんを見つけて
     電話する・・・。

     私「すいません。子供のおもちゃのオルゴールの引出しの 
       鍵を開けて欲しいんですけど・・・」
     鍵師「どんなものですか?」
     私「錠前です。引出しに 鍵が入ってます。」
     鍵師「引出しに 錠前?えっ?オルゴールの机ですか?」
     私「いえ違うんです。オルゴールの引出しに 錠前の鍵が
       入ってるんです。」

     鍵師は とても若い男性の声で 宝箱風のオルゴールってのが
     わからないらしく おそらく 勉強机みたいなのに
     オルゴールが付いてるようなのを想像しているらしい。

     私「おもちゃなんですけどね。おいくらぐらいかかりますか?」
     鍵師「そうですねぇ。4000円から6000円ですね。」
     
     その値段にびっくり。思わず
     「オルゴール 3000円だったんですぅ。まじでぇ?」と
     言ってしまいそれを聞いて理事長 笑い出す。

     私「もしも 持って行ったら もっと負けてくださいますか?」
     鍵師「もちろんです。でも 見てみないとわからないですよ。」
     私「大丈夫です。おもちゃのしょーもない鍵ですから
       開けられますって。今から 行きます!」

     かくして 私は こうしてパソコンをしています。
     もちろん 理事長が 鍵の110番へ 救急ちゃりんこ
     走らせてます・・・。

     さてどうなる事やら。
     
     
     




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