×××こぉんな日××× |
2001年10月20日(土) +++1週間+++ 先週の今ごろ 六甲山をぶっ飛ばしてたなぁ。 早いもので もう1週間たった。 今日は おばあちゃんの入所していた 老人施設にお礼に行った。 震災後 5年間お世話になった場所。 ひなが 3年間遊びに行った場所。 荷物はきちんとまとめられていた。 「思い出に残る物を お持ちかえりください。」と言われたけど 使える物は 使っていただく様にお願いした。 おばぁちゃんを預ける時に もうそれなりの覚悟は決めていた。 だから おばぁちゃんの思い出になるもの。 少しだけ すでに うちにおいてあったから・・・。 お世話になった 職員の方と少しだけ話しを交わして失礼した。 先週 容態が悪くなって 慌ててかけ付けた時 ひなは おばぁちゃんは治る物だと思っていたらしい。 時間を追う毎に 息遣いも荒くなり「このままここにいても 変わりは無いので 色々なご準備をいったん帰られてされてはいかがですか」 と 職員の方に促されて 一旦帰宅した。 うちに帰り おばぁちゃんを迎えるために 布団を敷いたり 色んな所に電話をし 慌しく動く私達の横で ひなも ただならぬ空気を感じたらしく あれこれ 手伝おうとしていた。 母に頼まれ物をされ 買い物をし帰ってきたら 玄関にお客さん用のスリッパが 1足並べてあった。 母に「誰か来るの?」と尋ねると 困ったように 「ひなちゃんが おばぁちゃん帰ってくるから スリッパ出してあげないと って出してんけど。何て言ったらいいか・・・。」と言った。 ひなの気持ちを察し そのままにしておいた。 今日も ひなが言う。「おばぁちゃんは 死んでどこに行ったん?」 「箱に 入って どこに行ったん?」と。 自分で死んでしまった愛犬リッキーのところに行ったんよ。と 言っているのに 「リッキ−のとこってどこ?」「お空ってどんなとこ?」 と 色々質問してくる。 うまく言おうにも ボキャブラリー不足で なかなか答えられない。 困ってしまう・・・。 困ったまま過ぎた 1週間。 |