あごあごしい日々 

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 +グッド・ルーザー+

一昨日は、フェラーリに
未だ横たわるオーダーを匂わせ…
昨日は、莫迦丸出しの日記を
一発カマしてみる。

一体私は誰のファンなんだ?!
なーんて心配は無用の長物(^^)
私は確かに、まごうこと無く
シューマッハファンにゃ違いない(笑)

ヨーロッパGPが終わって★
心底救われたことがある。
それは、ミハエルが最後まで
【グッドルーザー】だったことだ。

私は、F1を見始めてからずっと
“チームオーダー”とは
【必要悪】だと感じ続けている。

根本性質は“悪”なので
快く歓迎できない所行なのだな。

でも、チームオーダーは、
有る面では“必要”なのだ。
「勝つため」じゃはない
「ドライバーを守るため」に…

ま、私の云うオーダーは
『チームメイト同士に、レースを
させないこと全てを含む』
って云う、厳しい基準なんだけどさ。
要は、前が同チームだから、
「此処は無理するな」まで含みます。

エンジンもシャシーもタイヤも一緒。
勝敗に1番言い訳の出来ない環境。
それがF1のチームメイトなんだ(-_-;

意地になって仕掛けたバトルで
取り返しのつかないことになったら、
レースは瞬時に悲劇に変わる。
そのリスクが減るので有れば…
チームプレイも悪くはない。

フェラーリは、長い歴史の中
多くの物を失いすぎている。

でも、バトルは見たいケド(笑)
ホント心境は複雑なんですよ(^_^;

さて、グッドルーザーに話を戻そう♪
今回ミハエルが凄かったところは
『本気で勝とうとしていた』に尽きます!!

スタートでバリ君が前に出たこと。
A1の件で、コース上で
真実のオーバーテイクをしても
自分に疑念が向くこと。
ミハエルは全てを理解していた。

ミハエルが心おきなく
勝てる可能性は、この時
極めて狭い範囲しかなかったのだ。

【1】
バリ君が完璧にレースすること。
【2】
フェラーリピットにミスがないこと。
【3】
他者から見て、ぐうの音も出ない
パフォーマンスで自分が走ること。

このどれ1つが欠けても
ミハエルには
『疑念を浴びてしまう危険性』が
有った訳です(-_-;

そして【3】だけ失敗した。
バックマーカーという運も有ったけど
気負いもあったのかもしれない。

プレカンでミハエルは
自分のミステイクを認めている。
さばさばした面もちで
「だから今日の僕は2位だよ」と
言ってのけた。

【FIA裁定があるから2位で良いや】や
【この前のお礼】とかとは根本的に違う。
(※バリ君祝福するのは当然として)
彼がそれでも勝ちに来たこと・・・。
私は、これを感じ最高に嬉しかった(^^)

これぞ・ミヒャ的グッドルーザー!!!!!

=余談=

FIAのオーストリアGP裁定が出た。
…FIAよ。そのせしめたお金、
ミナルディに献上してくれんかな(笑)

元々、ミハエルがポテウムトップに
立たなかった規約違反の裁定だったから
大した心配しておりませんでしたが(^_^;

予想以上に甘かったなぁ。
今更オーダーも問えなかったって事か(爆)



2002年06月26日(水)
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