あごあごしい日々 

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 +クラッシュ+

この所、至る所で噂の「本」が有る。

太田 哲也・著
【クラッシュ-絶望を希望に変える瞬間-】


もう、みんな知ってると思うけど(^_^;
ハコ車のフェラーリドライバー、太田さんの
「生還の記録」の本なのだ★

私、本が出たのは知ってたのですが…
読むつもり無かったんですね。
理由は「クラッシュシーンが駄目」だから。

感動するのも、勇気を貰うのも
解ってるんだけど、とても怖いのだ。

そんなの、本の中なら平気でしょ!!
と、思う無かれ。
去年、太田さんのドキュメンタリーが
TVで放映されたのを見たんです。

生で見た人には敵わないけど、
件の「クラッシュシーン」は、惨い。
昔の映像と解っていても、オロオロしながら
見た記憶が有ります。
ホントに「助け」も来なかったし(T_T)

そして、白いレーシングスーツで
サーキットに戻った太田さんを見て、
涙が止まりませんでした。
流石「涙腺は、ミカ並」の、私(^_^;

でも、本を読んで良かった!!
相変わらず、クラッシュシーンは駄目
なままだけどね・・・。
(フラッシュバックして、悲しくなるから)

さて、本屋でバイトする私は
この本の発売日、お客さんと攻防しました。

本屋のお客さんて「うろ覚え」で
正式なタイトルとか解らず、
「聞きゃ〜解るだろ」って、来る人が多い!!

でもね、私は「文具/ファンシー担当」で
本は専門外なのだな(笑)
しかも、ドキュメンタリーは見たけど
当時・本が出るまでは知らなかった(爆)

そして、珍問答が始まる!!

客「あの〜、レーシングドライバーの本
  出てますか?」
私「どのような本ですか?」
客「クラッシュしたドライバーの本です」
私「…出版社お解りになります?」
客「Tipoで見たんですけど、げん…げん…」
私「(ゲンというと、幻冬社かな?)」
 「著者はお解りになりますか?」
客「ドライバー本人だと思います」
私「(じゃ、そのドライバーの名前言ってよ〜)」

こんな感じで、暫く問答が続き(笑)
レースカテゴリーが「ハコ車のGT」で
ど〜も「フジスピードウェイ」の話っポイので

私の方が「ああっ!!」と、ピンと来ました。
でも、肝心のドライバーさんの名前が
出てこない〜!!!!!!!!!! (呆)

で、出て来た言葉が「コレ」★

「ル…ルカ社長から、励ましの手紙貰った
ドライバーですか?!?!! 跳ね馬便箋で!!!!!!」


流石に言えませんでしたよ。
こんなカルトな事・・・(V_V;

私は慌てて
「少々お待ち下さい」と、お客さんに告げ
書籍担当者に、お伺いに行きましたとさ★

その本は「クラッシュ」と、無事判明♪
フェラーリ関係と解ったのが、勝因でした(笑)

確かに社長好きなんだけどさッ
しかし、私の記憶順位って一体… (V_V;
太田さん、御免なさいでした。



2001年06月14日(木)
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