シングルペーパーライフ。

リー



 逃げるわけにはいかないけどね。
2008年10月06日(月)


前期の期末テスト、数学に力を入れて勉強してきたが、
本人曰く「最後まで解けなかった」とのことで、中間と同じ程度の点数だった。

やはり演習量が少ないのは、明らかだ。(時間があれば解ける)
夏休みはワークを増やしたりして、やらせたけど、学校が始まると、疲れもあり(人より疲れやすいらしい)、親としては部活だってほとんど出てないのに、何にそんなに疲れ果てると主張するのか!と正直情けない気持ちになるのだが、
まぁ元々学校生活そのものが不向きなのだから、疲れるのはしょうがないのだろうと頭では思う。

そんなこんなで、塾へ行くことを提案する。

当然拒否だったが、部活でイヤなことが重なり、退部したいということになり、そのまま家にいてもいけないと思ったのかその辺の心の動きは定かではないが、

「オレ、塾行こうかな」

と言い出した。

それなら!と、早速無料体験を申し込む。

「あのね、個別指導になるから、あなたと相性がいい先生の都合などで、こっちが希望する時間帯に通えるとは限らないからね」

「うん」

「それはどういうことかわかってる?」

「何?」

「あなたが観ているアニメの時間に重なるかも知れないんだからね。そういうこときちんと切り替えなさいよ」




中学生にこんなことを改めていうのも何だとは思うが、

とにかく1週間で4本のアニメを嬉々として観て、しかもそのアニメがスケジュールの要になっていることを思うと、私がうんざりしていたのだ。

ゲームもやり、アニメも観て、趣味をやり、部活もさぼってくる。

はっきり言って、こんな中学生いやだもん。わが子なら尚更腹も立つ。

それでも人とのコミュニケーションがヘタなチョダンにとって、学校という場は、緊張の連続だし、家ではリラックスさせてあげたいという親心だったのだが、

どうもそれがね、本人の最大の主張になり、

「オレは、アニメを見れないなら・・・・」とまるで死んだほうがマシみたいな言い方をされると、私の説教も長く長く長くなるってもんです。

実はそれで、昨夜7時から電気を消して布団にこもり、そのまま朝を迎えたチョダン。

いつも通り起こしたら、ぶちきれた様子で起きてきて、朝からこっちも不愉快極まりない。




あーあ、親なんてホントにね、わが子が無条件にかわいいと思えるのはあかちゃんのときのみでさ、

親の理想を押し付けて子育てしてはいけないとは思っても、不満やグチばかりでさぼってばかりの子どもを見ていると、情けなくて、何でこうなってしまったのかと、結局己の子育てが悪かったのかというところに行き着き、

それでも見放せない、見捨てられないのが、悲しいかな、わが子ってもんで、

じゃ、‘いい子’だったら満足なのか?と問われると、所詮、人は‘今以上’を望むんだなーと、‘今のまま’で十分と思えたらどんなに楽かと、自問自答を繰り替えすだけ。






自分のことだけしていたい。疲れたわー。

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