シングルペーパーライフ。

リー



 不安なことは?
2006年03月17日(金)


チョダンが療育指導の先生に聞かれた。

「6年生や中学生にこれからなっていくけど、何か今後の不安はある?」

そしてチョダンが答えた。

「・・・社会に出るのが不安」


ふっ

**********************

夜、チョダンの学校の女の子から電話があった。
確か3年生のときに同じクラスだった子。
ちょっと涙声だ。

「あのね、今日チョダンがね、外の水道の水をジャージャーだしていて、
それが私にかかったからね、注意したの。
そしたらね、『うるせぇ死ね!』って言われてね、・・・

・・・わああああなんてことだあああああああ!涙声だしいいいいいい!これは抗議の電話なのかあああああああ!!ごめんよおおおおおお!悪気はないんだよおおおおおおおおおおお!

と心の中で叫びながら続きを聞く。

・・・それでね、私も腹が立ってね、『バカ』って言っちゃったの。
でもね、後で考えたら、バカなんて人に言っちゃいけないことだし、
チョダンにあやまりたくて、だから、チョダンに代わってください」

うっうぅぅ

なんてことだあああああ

「あなたは悪くないよ。死ねなんて言ったチョダンが悪いの。だから気にしないで」

必死でそう答えるも、彼女は「でも、バカは言っちゃいけないから、あやまりたいの」って。

「うん。わかったよ。チョダンに代わるね。」

で、代わろうとしたら、チョダンが逃げた。逃げて布団にもぐった。

もちろん連行する。

「わああ!ばれたあああ」と言いながら、明らかに動揺しつつ、観念した様子のチョダン。

そこで告げる。

「あのね、あんた今日あゆみちゃんに『死ね!』って言ったでしょ。
でね、あゆみちゃんは『バカ』って言ったでしょ?」

「うん」

「バカって言ったこと謝りたいって。だけどね。あんたが悪いんだからね、あんたも謝るんだよ」

そして既に目を充血させて泣きそうなチョダンは、電話口であゆみちゃんの話を聞いてから、最後に「オレも悪かった。ごめんな」と言った。




そして電話を終え、まぁ一応、一通り説教した。
チョダンは、水道で遊んでいたのは、クラスメートにイヤなことを言われて、かなりむしゃくしゃしていて、それを解消していたとのこと。
そこにあゆみちゃんが通りかかり、行動を注意されて、余計むかつき、つい悪いことを言ってしまったと。

あーあ、日頃から、ジダン相手に暴言を吐いたとき、「死ねとか絶対に言うな」って言ってきたんだけどなーやっぱ難しいねー。

今回のあゆみちゃんのキレイな心に触れて、チョダンも少しは反省してくれたらいいんだけど。


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