シングルペーパーライフ。

リー



 優しい母でいたい母の日。
2005年05月08日(日)


クラスメートからチョダンに電話があった。
「水に卵をいれて、浮くようになるには塩をどのくらい入れたらいいんだっけ?」

へーチョダンってそういうことを聞かれるんだー。

でもね・・・チョダン「わからない」って答えた。(笑

頼られているんだから、もうちょっとがんばろーぜーと思った私は、「ちょっと待ってな!」とコップに水をいれて卵を沈め、塩を計量しながら入れてはかき混ぜて溶かすを繰り返した。

・・・必死なの私だよ(笑

結果、200ccに塩小さじ6杯程度でプカリと浮いた。

チョダンは4年生のとき、色々試練があった。

「あかちゃんのときにいっぱい‘高い高い’されたから、頭変になったんだろ」とか(ゆさぶられっこ症候群のとこを言っているのだろう)

「お前しょうがいあるんだろ」とか。

冷やかされたり、おちょくられたり、たとえキツイ冗談でもチョダンはそうは思えないから、感情を逆なでされ、結果不安定になり、できることもできなかったり、やる気が起きなかったり、反抗的になったりと、
とにかく悪循環を繰り返した。

クラス全体がイヤな空気に包まれていた学年だったしね。(担任の力不足はぬぐえない)

そんなチョダンも5年生になって、今のところは平常心でいられるみたい。

12日は家庭訪問がある。
先生は何というだろうか。
先生はどんな考えをもっているだろうか。
チョダンのことは正しく理解してくれるだろうか。

先生が変わるたびに繰り返される説明とお願いだ。


ジダンの家庭訪問は終った。
ある1点において、兄とは正反対のジダン。
それは社会生活をするにあたって重要な部分。

「とてもよくがんばっていますよ。
落ち着いていて、穏やかで、感情的になることはありませんし、
まるで1年生ではないお兄さんのような振る舞いで、
話しもよく聞けて行動できるので、わからないで困るという様子も見られません。
何をするか周りの友達に教えてくれるし、
1日に何度も私が『ありがとう』という機会が多いんですよ」

こんなこと、チョダンでは言われたことない(笑
あまりにも誉められて、どう返答していいか困ってしまった。

先生、ありがとうございます。
先生が誉めて評価してくださることで、ジダンのやる気に火がついたのだと思います。

私はこどもたちに求めるものが多すぎる。
だから評価もいつも辛口になってしまうのだ。

サンダーに優しい声で話しかけた直後、チョダンやジダンに怒るという今の生活。
同じトーンで接してあげたらきっとこどもたちも嬉しいのだろうなと思う。

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