2002年04月16日(火) |
「A.I.」その愛は真実なのに |
■職員に欠員ができてたり、新しい職員を採用しようと募集して、採用試験や面接をするとき、あまり色々とは考えて採用などはしてはいないものだ。 まあ、人員不足だからという第一義的な理由からくるものなのだが。 確かに新規採用の際には、僕らのほうも希望を持って面接にあたる。 例えば、まるで理想の異性を語るようにだ。
■面接だけでは、とうていその人間などわかるものではない。 会社や仕事への適性、能力なども。 一見よさそうのから順番に採用していくことになる。 一緒に仕事をしていける人くらいのいい人間で、仕事の飲み込みがまあ早く、失礼にならない程度に言葉遣いや態度に気を遣えて、電話や来客、顧客に対してもまあ人当たりのよく、かつ、安い給料でも仕事の意義を見いだして働いてくれるとか、すぐにやめないかとか、・・・。
■雇ってみたら思っていた人とは違ったとか、仕事に文句をつけたり、同僚や上司の悪口をたたいてみたり。つまらなそうに仕事をしたり、就業時間内に仕事以外のことに生き甲斐を見つけていたりとか。
■仕事とはある程度自分で努力しなければやっていけない。 みんな仕事を抱えて忙しいのに、人からいわれなければできない、マニュアルがなければできない、マニュアル通りにしかできない、こまったことがあっても話さない、ましてや、仕事についての報告や相談や連絡をしない。 などなど、挙げたらきりがない。 仕事についての知識や、行動の手法を、自ら得ていこうとしなければ、なかなかお給料分の仕事はできないものだ。
■募集したものの、人員が足りなければ、悪い材料がなければ採用を断る理由はない。 勢い、いまのご時世だ、どんな人でも集まってしまう。 とはいっても、いい人材は他社でもなかなか放出しないものである。 こちらの都合というものもある。 いまのところ、会社は公民館や図書館ではない。 誰もが、誰でも働けるというものではない。
■あまりよくは知らなかったのですが、A.I.は故スタンリー・キューブリックが長年温めてきた企画なのだそうだ。 スティーヴン・スピルバーグがその映画化を実現した。 アンドリューNDR114も前に見たけど、やっぱり映画は悲しいね。 ドクター・ノウ役(CG)の声でロビン・ウィリアムズも出演している。
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