New とほほ日記
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会社で古いレコードプレーヤーをもらったので、これでレコードを CD-R化しようと思った。
古いレコードをCDに作り直して、安直に聞きたたい!、って訳です。 当然MP3にしていつでもPCで聞ける様にもするのですが。
で、そのホコリまみれのプレーヤーを綺麗に掃除して裏ブタを外して 調べてみると、内部にはアンプがなくピックアップの出力がそのまま RCAピンジャックで出力されている。日立のHT-11Cと言う型番だ。
安い作りのプレーヤーなので、おそらくクリスタルか、セラミックの カートリッジがついているのだと思う。
クリスタルやセラミックのカートリッジの場合は、1MΩ以上の入力イン ピーダンスのアンプで受けないと低音の出ず音質ががた落ちになる。 PCなんかのAUXは10KΩ位なので、普通は問題ないのだが、この プレーヤーの深としては、非常に低くダメダメである。
自分で高インピーダンス入力のアンプを追加するか、プリアンプを用意 しないといけないことになる。
まぁ、クリスタルカートリッジであれば、そこまで手間とお金をかける 気もないので、このプレーヤーは使えないと言うことになる。
で、ネットで探してみると、あのオーディオテクニカから、アンプ内蔵の 安物プレーヤーを出しているのを見つけた。
で、見るとカートリッジはVM型と言うでMM型の改良型で、アンプも内蔵 している。AT-PL30と言うやつだ。
定価¥15,750→¥6,590と言うことなので早速注文した。
で、今日届きました。
右が前にもらったもの、左が今回買ったもの・・・そっくり(^^;
二つもレコードプレーヤーがあるなんて・・・バカです(^^;
カートリッジを比べて見ました。 日立HT-11C
オーディオテクニカAT-PL30
日立のは、増真っ直ぐ下へ出た針先が見えるが、テクニカのは、カンチ レバーが見える。フムフム、見るからにこっちの方が音質が良さそうだ。
って言うか、良いんだけどね、MM型と言うのは、Moving Magnetoの頭を とってMM型なんだっけど、これは、針で拾った振動で小さなマグネット を動かして、固定したコイルで発電して電気信号にかえるんだけど、VM 型って言うのは、たしか、このMM型のコイル側がRとLがV字型に配置さ れていて、RとLの分離が良いと言うMM型の改良型だったと思う。
まぁ、針1本の金額で買えるプレーヤーなので多くを期待してはいけない。
昔、真空管のプリメインアンプがあったころは、当然プレーヤーもあった のだが、それは、パイオニアのリムドライブで、MMカートリッジを付けて いた。 プレーヤーでは安価な方だが、針圧を計って調節したりして結構楽しめ たものだが、このプレーヤーも引越しの後で使おうとしたら針が飛んでな くなっていた(TT)
折りしも針を作っていたナガオカも縮小して針の購入も難しくなり、世の 中はCD全盛になっていたので、もうレコードの時代じゃないんだ、と近く の電気屋の兄ちゃんにあげてしまったのだった。
それから何年たったのだろうか、CD化されて復刻されたものは手に入れて はいるものの、CD化されないものも多い。SP盤もあるのだが、今回のプレー ヤーでは33と45回転しか対応していないのでこれはあきらめざるを得ない。
VHSテープのDVD化も、まだ手を付けたばかりなのに、アナログレコードの CD化はいつになるのだろう。
さて、PCの近くにプレーヤーを置く場所を設けなければ話は進まないのだ。
そうそう、CD-Rでアナログレコード風のが出ている。高いのだが。。
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