New とほほ日記
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2002年02月17日(日) |
アマチュア無線の思い出 |
昔、私が小学生だった頃に見たテレビの連続もので、「海底人8823 (ハヤブサ)」と言うのがあった。 そのドラマの中で主人公の子供がアマチュア無線で誰かと連絡をする 場面があった。 大きくなったら絶対アマチュア無線をするんや!。と思ったものだ。 これが、私のアマチュア無線の原点だ(^^)
高校生になって、ゲルマニウムラジオを作ったり、ワイヤレスマイクを 作ったりして、段々無線に近づいて行くのだが、アマチュア無線の知識 はさっぱりなかったので、当時雑誌の「CQ Hum Radio」を取り敢えず 読むことにした。 最初は何を書いてあるのかチンプンカンプンだったが、半年もすると、 エライもので一応書いてあることがある程度理解できる様になった(笑)。 これ以来、全く知らない分野でも、本を読み続けることでその時は判ら ない文でも、文の前後から想像して意味を想像する事ができる様になる と言う自信が付いた。
さて、無線は、アマチュア無線の国家試験を受けないと電波を出す事が できない。 試験を受けに行くと、自分のような学生や、小学生、おじいちゃんなど 様々な人が受験に来ていて驚いたものだ。
一番下の電話級を受けて合格し、無線局の開局申請を電波管理局へ出し て、開局する事になった。次に電信級も取ったのだが、電信では一度も 電波を出していない。何故かと言うと、まだまだ聞く耳がなかったので 相手のトンツーが早くて理解できないのだ(汗)
当時のコールサインが「JA3PFA」だ。時代がわかるね。
昔のQSLカード
*雑誌CQ見た秋田の印刷会社に通販で作ってもらったもの
短波帯は、あまり面白くなかったので、主に50MHzで電波を飛ばして 遊んでいたのだが、生駒山へ3エレ八木を持って上がって電波を出して 見たり、HF帯で電波を出して近所の漏電警報機が鳴ってしまって、 近所が大騒ぎになったりと結構面白い事もあった(^^;
「プレートの赤熱は我が情熱」とばかり、ノイズに埋もれた相手の声に 耳を澄まし、八木アンテナをぶん回す日々だ。HF帯(短波)のノイズを 聞くといまだに懐かしく思い出す。 と言っても短波帯ではSSBなので、ノイズの音も普通のラジオの音とは 少し違うのだけど。 (注)「プレート」と言うのは送信用真空管のプレート
そのHFの無線機も結婚する時に売り払い、JA3PFA局は長く休眠状態に 入った・・・
無線局は5年毎に更新しないとコールサインは継続できないので、更新 申請しないJA3PFA局は、自然消滅してしまったのだ。
そして、うん十年後、特別処置で、旧コールサインを貰えると聞き、 これを逃す手はないと、旧コールサインで開局をすることにしたのだ。
ついでに、アマチュア無線の免許証も当時の写真の貼ってある電話級と 電信級の二つだったのだが、これを更新しに電波管理局へ行って手続き をしたら、4級の免許をくれた。 ありゃ、3級じゃないのぉ、と少しがっかりしたのだが、まぁ仕方がない。 実際、電信は完璧に忘れてるし(^^;
そして、めでたくJA3PFAが復活したのだ。が、本人はパソコン、インタ ーネットに夢中でさっぱり電波を出す気がない(爆)
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