makoのときどき日記 DiaryINDEX|past|will
最近、加納朋子著「ささら さや」(幻冬舎刊)という本を読みました! 最後かなり泣けました・・・。というか号泣(笑)!? 最後の章を読む時は、図書館の本なので、ページを濡らさないように読むのが大変でした。・・・といっても私はもともと映画やドラマなど観ていてもすぐ泣いてしまうタチなのですが(^_^;)。 どういう内容かと言うと、赤ちゃんが生まれたばかりの若夫婦のダンナさんが交通事故で亡くなってしまい、幽霊になったダンナさんが見守る中、残された妻サヤと赤ちゃんユウスケが暮らしていく様子が短編8編の連作(推理)小説になっているのですが、それぞれの章でちょっとした事件がおき、その度に幽霊のダンナさんが他の人の姿を借りて(乗り移って!)、2人を助けに来るというような話です。全体的にとっても優しくて切なく暖かい雰囲気で描かれていて、お話としても良く、ソフトな推理小説(?)としてもおもしろかったです。オススメ!! (涙もろい方は最終章ではハンカチを用意してね・・・なんて書くと構えて読んじゃって良くないかな〜? ここに書かれたことは忘れて、真っ白な気持ちで読んでみてね♪)
|