kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2003年10月01日(水) すきまに吹く風

 夏らしい日がとても短くて、ずいぶん早いうちから秋の風。そんな中にはゾクリとさせる風が紛れ込んでいる。

 部屋の空気が動いている。薄い夏用の布団とはいえ、しっかり潜り込んでいる為寒さは感じない。むしろ心地よいくらいだ。
 それにしても、何故こんなに空気が動く?風があるんだ?
 ……あ。窓が開いているわ。どうりでね。しかし、いつ開けたんだっけ……。

 ぼんやりと考えていると、アラーム音が聞こえてきた。ああ、起きなくちゃ。はいはい。起きますよー。

 …………。

 「あんた、いつまで寝てるの!遅刻しちゃうわよ!!」
 勢い良く部屋のドアが開かれ、同時に飛び込んできた母の声。

 心地よい風が一瞬にして変わった。


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桜 [MAIL]