kakera


微かな kakera 引き合い重なる…偶然か必然か
夢か現か 吉か凶か

2003年09月22日(月) 交通事故

 先日の土曜日。雨降り仕切る夕方、(またも)ライヴがあり出掛けた。
 この夏は寒かった日が多かったため、ロングスカートやパンツスタイルばかり。久しぶりのライヴだし、ちょっと可愛くいこうとミニスカートを引っぱり出した。

 雨の中出掛けるのはおっくうだが、大好きなライヴ、文句どころじゃない。心は早くも、会場へ。
 ところが、そんな浮かれ気分は足下の水溜まりへ叩き付けられた。

 駅へ向かう坂道。
 足下を雨水が流れていく。路面状態の悪いデコボコした坂の下、大小に散った水溜まりを避けて登り始めた。
 鋭いブレーキ音。足下に気を取られていたワタクシ、前を見た。傘をさした狭い視界に男性が道の片側に寄ったのが目に入った。その男性を危うく交わして、飛び出してきた自転車。
 自転車も、ワタクシもお互い避けきれずに正面衝突。

 「ごごごご、ごめんなさい!大丈夫ですか!?」
 声の主はどう見ても小学生。小学3〜4年生くらいだろうか?声はしっかりしているが、顔色はかなり狼狽えた様子。
 「大丈夫なわけあるか!」
 普段はメゾソプラノの美しい声のワタクシだが、この時ばかりはバスになっていた。
 膝丈のソックスが、自転車の前輪に取り付けられたボックス型鍵の金具に引っかかっている。ネット柄のため、金具への引っかかり方も複雑だ。
 ようやく取り外したものの、右ふくらはぎには長さ10cmもの傷が。左膝内側にも長さ3cmほどの傷が。
 「危ないから、自転車降りて押して歩いて行け」
 声をテナーまで上げて立ち去ったワタクシ。両膝は血塗れのまま坂道を登っていく。

 雨で煙る色彩を無くした中で、流血の色は目に痛かった。

 何とか止血してライヴ会場へ向かった。
 ライヴ後は“厄落とし”の為、2時間近く会場近辺の飲み屋で過ごす。

 雨の日、傘をさしての自転車運転は厳禁と徹底させなけりゃあいかんな。あの小学生、以後交通ルールをきっちり守ると良いんだけど。
 もし、守っていなかったら……骨の髄へ刷り込ませなけりゃあならんかねえ。


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桜 [MAIL]