| 2003年07月20日(日) |
悪霊の館内、バカの壁の中心で愛を叫ぶ |
会社から自宅までの間を、唯一の読書タイムとしている社会人の皆さん。そんな人は多いだろう。実は、ワタクシもその一人。 そんな僅かな時間を駆使して、ようやっと読み終えた1冊。
『悪霊の館』二階堂黎人 著
名探偵、二階堂蘭子が謎を解いていくシリーズ物。特徴としては、ドロドロとえげつない、御しがたい欲望と、やりきれない心情とが交差する、読者が探偵として推理しやすい1作品。読書の苦手な人にとっては、昼寝用の枕に丁度良い厚みの1冊となるかもしれない。(歴史知識(中・高の授業程度)も少々あった方が読み解くのに楽かも) 氏の作品のファンで、大概は抑えてはいるものの、欲張りで贅沢な読者であるワタクシは、他の作者もチェックする。
この所、人気上位にある作品は、異常とも言えるくらいに不動である。それは、『バカの壁』と『世界の中心で愛を叫ぶ』の2作品。不思議なほど、ランキングが動かない! 読了の人に「どんな具合?」と探りを入れてみると、「多くの人が読む、読みやすいのが分かるし、そのせいで売れ行きが良いのも分かる。」との答え。「まあ、作品の質、は勿論のこと、特に口コミの威力が露わになった作品ってトコだねえ」 実は、チェックはするものの、なかなか(自分にとっての)新規作品は手を出さないワタクシ。 しかし。この2作品はかなり長いことランキング上位にいる。マスコミでの取り上げられ方は勿論、タイトルや装丁もキャッチーだからか。 温故知新、を繰り返していたワタクシ。ここらで、世間での流行物を自分に取り入れるのも、悪くないだろう。
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